お彼岸は過ぎましたが、25日に5種類+2のおはぎとけんちん汁を作りました。
参加を見込んでいた調理参加者が3人も減ったので、どうなることかと思いましたが、なんとか完成。
5種類というのは、つぶあん、こしあん、ずんだ、ごま、きなこ。
そして、残りごはんでゆかりとしょうゆ。
けんちん汁は、尊敬する辰巳芳子さんのレシピ。
『あなたのために~いのちを支えるスープ~』(文化出版局、2002.9発行)
54ページの「根菜のけんちん汁」。お肉は使いません。
レシピにない、なめこ、しめじ、まいたけは加えました。
このけんちん汁の作り方の特徴は、材料をだし汁を加える前に、オリーブオイルと野菜類の水分で“蒸し炒め”します。
この本は、ただの料理本ではないのです。
食材やその料理がいかに日本の風土で育まれてきたかが書き込まれています。
「注意深く読み、実行していただきたいと思う。」
調理法の解説とは思えない、この毅然とした文体が、とても好きです。
素材のうまみ、確かにきちんと出ていて、子ども達がずいぶんと喜んで、にこにこしながらたくさんもぐもぐしていました。目を見張るほど。
ところで、おはぎ。
(魚沼産の)もち米を10合、普通米を5合、ということで1升5合も炊きました。
もともと、普段お世話になっている人には差し上げたいということがあって、多めに作りました。
でも、この日は、なんと調理人が3人。
ずんだを茹でてつぶして(この調理室にはすり鉢がない!)味付けし、というのに一人。すり鉢がないとこんなに大変なのだと苦労しながら・・・
けんちん汁に一人。
で、私は、もっぱらおはぎを担当。
子どもの頃によく手伝っていたおはぎ作り。
それを思い出しながらの、楽しいひと時でした。
みんながお土産にして、おもちゃの保管をしてもらっているお宅と、いつもおもちゃの出し入れを手伝ってくれている友人(この日参加ができなかったので)に渡すこともできて、よかった。
おまけに、売り物のようにおいしかったというメッセージもいただき、私もわりあいおいしくできたな・・と思ったけれど、やっぱり、おいしくできたんだ・・と確信することができました。
料理や食事は、やはり、コミュニケーションツールとして最適なものの一つ。
今回の保育は、久しぶりに、ゆったりまったりで、よかった。
いつも忙しい思いしてるから、たまには、こういうのがいい。
初めて、写真撮影を忘れました。
保育の様子も、料理中の様子も。。よほど必死だったらしい、私。
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