27日から秋の読書週間が始まったそう。
秋の~と言われても、なんだか夜長を楽しむという雰囲気でもなくなっています。
いけないですね、というか、そういうのを楽しまないともったいないのかも。
ちょうど27日、保護者の何人かがしている朝の読み聞かせの活動のために、小学校に行っていました。いつも、読んだ後にちょっと後悔するんですね。
あの本じゃなくてこの本にすればよかったかなーとか。
子どもたちは、学校の場で朝読(朝の読書)時間を持っている子が増えているよう。
朝の読書推進協議会という団体があるんですね。トーハンと協力して1997年から実施率を調べています。
朝読実施率(10/25現在)
・小学校・・・76%
・中学校・・・76%
・高 校・・・42%
実施校は2万6732校とのことです。
朝読は、授業前の10分間、児童・生徒と教師の全員が自分が読みたい本を自由に読む読書活動で、1988年に千葉県の女子高校で林公(はやし・ひろし)先生諭と大塚笑子(おおつか・えみこ)先生の提唱と実践で誕生したそうです。
大事にしている4原則があります。
みんなでやる、
毎日やる、
好きな本でよい、
ただ読むだけ
いいですね。
私たちの活動は本当に時々ですが、「毎日やる」こと以外の原則は同じで、メンバーの共通認識になっています。
ですから、15分の本読みの後に感想を聞きたくなっても、ぐっとこらえて、挨拶してあっさりと帰ります。
でも、上述の調査結果を見ると、
・「感想文を書かせない」は、69.7%で、「書かせることもある」26.7%、「定期的に書かせる」2.7%など、何らかの形で感想文を書かせている実施校は29.4%にもなる。
・『朝の読書』が定着した学校では、「本を読まなかった子が読書好きになった」「読書をすることで子どもたちに落ち着きが出てきた」「読解力がついた」「語彙が豊かになった」「遅刻やいじめが少なくなった」「他人をおもいやる気持ちが出てきた」などの様々な効果がある一方、「学校図書館には読む本が少なく、ある本は古いものばかりで子どもたちのニ-ズに対応できない」「本が少ないから継続するのが困難」という環境面の問題や、「『朝の読書』は子どもたちだけの実践で、教師はその時間に会議をしている」学校が25%超あります。
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やっぱり、いいことがいっぱいある。
でも、いろんな課題もあります。
ただ実施すればいいっていうことでもない。
特に最後のところ、
「教師はその時間に会議をしている」はだめなんですって。
子どもの学校も、毎日ではないけれど、朝読があって、これです。
「みんなで」の中には、大人も一緒に、という意味が含まれているんですね。
「読書でもしたら?」じゃなくて、自分が読書を楽しめばいいんですよね。
勉強もしかり。
好き嫌いも、挨拶も、片付けも、生活習慣すべて・・・あ~いろいろあります。
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