東北新幹線は明日全線開通するんですね。
はやて12号が満席の800人を乗せて、東京直行。3時間20分で到着するそう。
ますます日本人のグルメ熱が高まりそうですね。
テレビでも大間のマグロ丼などが紹介されていました。
私も行ってみたーい。
来年3月には最高時速300キロで走行する新型車両E5系「はやぶさ」が登場して同じルートが3時間5分になるとか。
旧人類系の私は、そのスピードにちょっと怖じ気づきますが、日本の新幹線は事故がほとんど、ない。
それに東北は東海道よりは走りやすそう。
それにしても、先端技術って、すごいなーと感心します。
政治があまりぱっとしなくても(今に始まったことではないのですが)、政治家がもう一つの狭い世界で勝手にごちゃごちゃやってても、日常の社会では、多くの人が、みんなそれぞれの持ち分で懸命に努力していて、日本という国は人がちゃんとしていることが財産なんだなとつくづく思います。
ただ、政治がうまく機能してくれないと、大事な財産である人を育てたり守ったりするための法律制定が遅れます。
初めて刊行される内閣府の「子ども・若者白書」が閣議決定されましたが、
この中で、貧困状態にある子どもが増えていること、子ども手当の支給や高校授業料の実質無償化の継続や経済的支援を充実させることの必要性が増していると指摘しています。
雇用環境の悪化で、17歳以下の子どもを対象に貧困状態にある人の割合を示す「貧困率」は14.2%。
母子家庭など、子どもをひとり親が育てている世帯は「貧困率」54.3%。
いいとか悪いとか分析したり、憂いていてもしようがなく、事実としてグローバル社会が目の前に広がり、さまざまな環境や前提が変わってしまっている以上、対応策も変わらざるを得ないのです。
この白書で子どもや若者と定義している0歳から29歳までの人口は、現在3750万人。総人口の3割ですが、その割合は昭和50年以降ずっと減り続けています。
少なくなったのなら、丁寧な、きめ細かな人育ても可能だと前向きにとらえるべきです。
これまでも公的支援は十分ではなかったはずですし、子育て・人育ての負担を家庭が担う割合が高すぎたと、そろそろ認めたほうがいいし、そこからまた新たな始まりです。
間違いなく、この子ども・若者たちが次世代を担うのです。
○○のせいだ、とか、ましてや自己責任、親の問題、などと言っている時間はないはずです。
ノーベル化学賞を受賞された鈴木章さんの言葉に、「日本は資源も何もないところで、人間の頭しかない」というのがありましたが、これまでの発展を思えば、本当にそうなんだろうなと思います。
資源小国シンガポールの生き方は、考え方として、かなり参考になるのだろうと思います。
今のままだと日本は、さらに足元がぐらぐらになってしまいます。
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