確定申告の無料相談にいってきました

　毎年恒例の江戸川北税理士会主催の確定申告無料相談に行ってきました。16人位の税理士が毎日日程をきめられて、何箇所かでこの時期に行なっています。

　もう15時年以上毎年相談に携わらせていただいていますが、ここ数年はとても気になることがあります。それは一つは年金受給者の高齢の方が多くいらっしゃている事。字をかくのも大変そうなお年寄りの方は本当にお気の毒です。でも、最近は私ども税理士は申告書を記入してはいけないので、本当に申し訳なくなります。

　そしてもう一つ、所得税の還付が逆に納付に変わってしまう事。いままでは、大変な思いをしても、申告すればいくらかでも還付があると思えばこそ高齢者の方でも頑張って申告に来ていただいていたのに、逆に支払わなければならないとは・・・

　あとは高齢者にかかわらず、全体的に国民健康保険の金額が予想以上に高額だという事実です。これは、所得税などの比ではありません。19年から所得税と住民税の配分割合が変わりますから、国民健康保険にもどういう影響があるのでしょう？ウッカリしていました。住民税や国民健康保険は税理士が計算するものではないので、いままであまり興味がわかなかったのですが、これを機会にこれから調べてみようと思います。

　勉強しなければいけない事が沢山ありますね。この仕事をしていると新しい疑問が次々とあらわれてきてくれて、本当にありがたいことです。