新MICHY WORLD 

あれこれ、あれこれ、好奇心赴くままに熱中生活MICHYの世界

M師匠 逝く

2023-04-16 21:56:59 | 畑の世界
なかなか畑に赴くことはできないでいたけれど、
M師匠と畑仲間とはラインでつながっていた。
次の集まりは、○日の予定というメッセージが届いていた。
今度は参加できるかなと、カレンダーを見ていた。

あと数日でその日という時に届いたラインメッセージは、
M師匠の娘さんからだった。
「父が亡くなりました。○日の対応ができなくてすみません」

一瞬、頭の中が真っ白。
えーっ、どゆうこと?

仲間とお悔やみに伺った。
「前の日に畑に行ってきた父でしたが、何となく具合が悪そうでいて、
 夕飯時もごろごろしていて、早めに休んだのですが、
 朝には亡くなっていた」と。
 死因は、心筋梗塞だそうです。

ペースメーカーを入れる手術をしたり、
がんの手術も何回もしたり、決して無病息災ではなかったけれど、
畑に来れば元気でいられると、日焼けした笑顔でおられた。

畑作業を終えて、みんなで休憩する時にビールケースを逆さにして座り、
いろんな話をするのが、楽しかった。
畑作業のポイント、山登りの話(師匠はクライミングの名手)、奥様との面白い会話生活、
政治向きの話(現政権、前政権の批判)などなど、いろんな話をしましたっけ。

私がこれまで出会った人で、本当に“先生”“師匠”と呼びたい人は3人。
何気ない話の中に、深みのある言葉を投げかけてくれる人。
その1人が、M師匠でした。

育て途中でM師匠が亡くなって、手入れされないまま大きく育っている
スナップエンドウとソラマメ、玉ねぎとニンニク、ネギは、
最後まで世話をして、収穫して美味しくいただこうと思います。

昨年、収穫した丹波の黒豆、400gずつ袋に分けてあったのを、
お悔やみに行った時に、それぞれが頂いて帰りました。
みんなにこうしてくださるために、分けておいてくださったのですか?
そんな日が来るのが分かっていたのですか?

収穫した黒豆を鞘から取り出すときに、部屋の中に虫が這い出して当惑した
黒豆栽培当初の頃のこと、思い出します。
育て方をいろいろ工夫して、収量が年々増えてきたことを自慢げに話した笑顔も思い出します。
今年は特Aが多いですと、2キロを超える豆を届けて報告するのも楽しみでした。
来年用のタネ豆 60粒は少し磨きをかけて渡しました。
頂いた豆、美味しく食べさせていただきます。
何粒か育てて殖やせたら、「ほぉー、立派だ」と褒めてくれますか?

M師匠、ありがとうございました。 合掌。





続ける

2022-08-27 21:54:39 | 日記
かなり長い間、ブログをアップしていなかったので、
もう投稿できなくしますよ とのお達しがありました。

記録と発信アイテムとして、残しておきたいブログです。
で、とりあえず、投稿終了期限前にアップして繋いでおきたいと思います。

これまでの最終記事が、2018年ということは、
既に、4年余の年月が経っているわけですが、
その間、何をしていたか…
1つ1つ思い出すことは不可能ですが、
じっくり考えて、ブログをアップする余裕がないほど多忙な日々でした。

おまけに、すぐに手をつけやすいSNSにも手を出し、
より多忙に……

でも、1週間に1回、ブログに書くことを自分に課していた頃は、
貴重な時間の遣い方をしていたと思う!

よし! これからも続けよう。


例年と違う年末年始でした

2018-01-05 21:33:34 | 日記
昨年末、妹夫婦と姪夫婦の4人が来宅。
両国国技館で開催されるさだまさしのカウントダウンコンサートに行くというので
我が家に寄ってくれました。

来客があるお正月は久しぶりということもあって、
大掃除に精出しました。
特に夫が頑張って、お風呂やトイレはピッカピカ!
普段やらないところもやった結果、
失せ物やへそくりが見つかり、ご利益ご利益。

コンサート開場は16時半。なので、出かける前に会食。
寒い中、出かけるので温まってと、
お酒や鍋やで、皆ほろ酔いを通り越してました。

4人が出かけた後も、布団の用意とかお正月の準備とかで
NHK紅白は、ほとんど見ない大晦日でした。
(どうしても見たいと思わなかったし…)

カウントダウンコンサートの実況を文化放送でやるというので
らじこで聴きながら、年越しそば。
その後、NHKテレビで「年の初めはさだまさし」も観ました。
なんと、生さだは、両国国技館からライブ。
妹たちも、コンサートの後は「生さだ」にも参加。
いつもだと途中で寝てしまうのに、
「生さだ」終わる2時半までおつきあいしてしまいました。

眠かったんだけれど、妹たちが帰ってくるのを待つ間に、ちょっくら初散歩?
2日がスーパームーンだというので見に行きました。
東には、正月バージョンのイルミネーションの通称田無タワー。
西の空には、十四夜のスーパームーンが見えました。





4人が帰ってきたのは、5時過ぎ。タクシーがつかまらなかったと。
仮眠をとって、正月の祝い食事。
コンサートの興奮冷めやらず、その話で盛り上がりました。

両国国技館の升席でコンサート鑑賞。
その場で、生さだテレビ中継。面白い企画です。
升席のお客には、お土産付。
それがまた、凝ったお土産。

「雷おこし」ならぬ「雅おこし」、さだまさし柄のお年賀てぬぐい、
ペンライト、そしてさだまさしの楽曲の番付表





妹のつれあいは、2年程前からさだまさしの大ファンになり、
今では、家族の前でもギターの弾き語りをしているとか…
司平さんのコンサートに彼をお誘いしたこともあるんですが、
彼には、さだまさしの方がフィットしたようです。

番付表を見て、さだまさしの知られざる歌にも興味がわいたものの、
わたしは、やっぱり梅さまオッカケます。











どんなガンでも、自分で治せる!

2017-06-28 22:36:12 | 読書の世界
『どんなガンでも、自分で治せる!』(川竹文夫 編著  三五館)

少しばかり編集の一部をお手伝いさせていただいている関係で
贈呈いただいた本


NPO法人「ガンの患者学研究所」は、
三大西洋療法(手術・抗がん剤・放射線)に頼らず、
自助療養でガンを治す。

川竹さんは、この本の「まえがき」の、まえがきの冒頭
こう言い切る

 「ガンは治る。再発・転移はもちろん、医者が匙を投げた末期ガンも、やはり、治る。
  今がたとえどんなに絶望的であろうとも、ガンは、自分で治せる。」

こう言い切れるのも、
ガン患研で学び、ガン患研のやり方で、実際にガンを治した人の数が、
わかっているだけでも334人いるから。

ガン患研は、あやしい宗教団体ではない。
ガン患研は、あやしい健康食品販売会社でもない。

 川竹代表自身が、ガン患者であった時期があり、
 それを自身の力で治し、
 治るためになすべきことを、常に追究してこられた。

本書は、今はガン患研で学び実践しつつ、まもなく治る見込みの患者さん
=ガン患研では「これからさん」と呼ばれる人たちが、
ガンを治した「治ったさん」にインタビュー取材して、
治すその方法を教わるというもの。

 これまでガン患研の本は、何冊も読ませてもらっているが、
 この本ほど、ガン患者さんに勇気を与えれくる本はないんじゃないだろうか。
 少なくとも、三大西洋療法への道は選ばない。
 ガンにかかる前より、よりよい生き方をできている治ったさんに
 学ぶところが大きい。



 




久々  読書のカテゴリー

2017-04-14 19:48:17 | 読書の世界
直木賞、そして最近、本屋大賞をとった

『蜜蜂と遠雷』 恩田陸 作  幻冬舎


  「うたごえ新聞」のコラムに池辺晉一郎さんが

  この本のことを褒めて書いてあったので、

  ついつい買ってしまった。


小さい文字で 2段組み 507ページ 読みでがあったが、

すっかりこの国際ピアノコンクールを舞台にした小説の世界に引き込まれた。

  中にたくさんピアノのクラッシックの曲が出てくるけれど、

  どんな曲なのか、全然知らない。

  (聴けば、ああという曲もあるのかもしれないけど…)

  でも、作家の筆の力で、

  なんとなく、曲の雰囲気が読んでいるとわかるのが凄い!

  この作家の音楽に関する見識、感性は素晴らしい。

  そして、実際にそれらの曲を聴いてみたいという気持ちにさせられるから不思議。


  私、本を読んでいて気に入ったフレーズがあると、

  ピックアップして書き留めているが、

  この本では、たくさんそういう箇所があった。



  「練習を1日休むと本人に分かり、二日休むと批評家に分かり、

   三日休むと客に分かる」

  「何ヵ月も掛けて曲を仕上げても、少しあいだを空ければ人間は

   忘れてしまう。さらうのに最初の時ほどは時間が掛からなくな

   ったとしても、弾きこんでいないと説得力のある演奏はできな
  
   い」


 おっと! オカリナ発表会の前に、読書に夢中になって練習を

 おろそかにしている場合じゃないね。   


  

  
  
 「