【感想】おかえり、お父さん！星奈家の七夕☆

星奈父と星奈娘。
あらゆる場面で似た者同士というか、好奇心に突き動かされてそれだけを追うことになんの疑問も持たないタイプですね。
通常だったらものすごく拗れる場面もキチｇ…サイコｐ…同じ特質の性格同士だと話が早くなるやつ。
言葉を選ばざるを得ない！！

「UMA伝承と人間心理の相関」
星奈父、もとはといえば学者先生だったのですね。
そもそも単純にUMAが見たい、知りたいという好奇心が彼の原動力だと思うのですが、この本のタイトルからは衝動を一般社会と擦り合わせている感があります。
学者として学問に役立つ論文を書こうとしている姿勢というか。

まどかちゃんは読書家。
彼女がUMAとかに興味を持つのはそれ自体に対する興味より学術的なアプローチに対してだと思うのですが、そこに父の影響とかも見えるのが彼女の面白い所。

えれなさんとバーベキューの相性がすごいです。

「秘密にして！」「わかった！」
「世界でUMAを調べたい！」「いけばいいよ！」
この話の早さね。
まどかちゃん家辺りと比べるとホント対照的
取り残された一般人こと、星奈祖父の心労もよく分かるというものです。

オヨルンと星奈祖父。
このコンビの会話も凸凹してて楽しい感じ！
地球の常識しか知らない老人と宇宙の常識しか知らない宇宙人、今回はそこまで話さなかったですが今後も絡んでほしい二人組です。

星奈祖父と陵じい。
ちゃん付けで呼び合う爺様方、良いですよね。
付き合い長いんだろうなぁ。

離れていても、同じ星空の下で。
星奈家の面々はみんな自分の"大好き"を追いたくて、"大好き"を追っている家族が好きで。
そんな彼ら・彼女らを結ぶ星空。
いつぞやの南十字星…道標としての星座も思い出しますね。