みちこ通信 ~取手市議会議員 朝比奈みちこ オフィシャルブログ~

政治が仕事!仕事大好き!人間大好き!まちが好き!『好き』や『あつい思い』『?』を日々情報発信の中で伝えます。

またまたサプライズ!首長の体内時計?

2009-07-28 23:22:17 | 日記
 今日はまたまた、サプライズ、横浜市の中田市長が辞職しました。こんなことってあるんだ!と、思う方は多いと思います。

 でも、昨今の地方の首長らの活発な動きから察すれば「あり」ですね。中田市長は、私が様々にお教えを乞う、改革派市長の木下敏之前佐賀市長を副市長に上程して否決された市長でもあり、他にも私の知り合いを環境本部長にスカウトした(お断りをされましたが)市長でもありました。いろいろなことが耳目を集めていましたが、二人の人事を見たときに実現はしなかったけれど、やっぱり、見てる人っているんだ、と思ったことを思い出しました。

 視察を有料にしたり、地方自治体間での人事交流を推進したり、やはり、思い切ったことをする方だと思ってみていました。

 今回の任期半ばでの辞職で、先日の阿久根市長竹原さんの言葉を思い出しました。市長職をどの位やるかと問われて「長くなんかやる気ありません。自分の体内時計は2年半くらいですかね…」と応えていました。

 最近時々のぞく竹原市長のブログを転載させていただきます。なかなか、激しいけれど真実を恐れなく書く方で私にも勇気をくれます。
 (先日の東京でのシンポジュームの帰りに群馬県桐生市に立ち寄られた時のことを書かれています。)


(竹原市長・・・)
飲食店のご主人から聞いた話では、「市役所窓口の対応が横柄で雑、ほとんど躾ができていない。」との事だ。 
おそらく、阿久根市役所のように市長と議員のほうが職員からしつけられているのだろう。

 職員に心得違いをさせてしまうのは政治家の私欲だ。
多くの政治家は選挙さえくぐれば、自分の為に権力を行使しても構わないと信じている。本心では市民を見下しているのだ。役人が市民に横柄なのは市長と議員の本心を表現しているにすぎない。

 こういった程度の政治家しか生み出せないのは誰か。市民は弱者、被害者気取りをしている場合ではない。
 心と頭の強い議員と市長を作り出さなければ変える事はできない。これは住民の仕事だ。今、この瞬間も次世代につながる社会が作られ続けている。住民がやるべき事をしないのは次世代への背任であり、住民こそが未来に対する加害者である。住民が良心を杖に、立ち上がるのは今だ。(以下省略)


 なかなかすごい!と思います。ところで今日、午前中に市民の方からご提案いただいた住宅政策について検討したいと役所をうろうろしていました。(親切に調査内容にはご協力をいただきました。ありがとうございました。)

 そのとき、高校生二人を連れた若い職員さんに会いました。「あら、インターン?」と聞くと、自分の名札を私に差し出し名乗りながら「自分はまだ、指導するような立場じゃないんですけど…インターンです。宜しくお願いします。」と。「そう!しっかりね。市民を見たら挨拶だけはしてね!」と、おせっかいおばさんぶりを発揮してしまいました。こんな職員さんなら竹原市長もブログの内容が変わるのかな・・・?変わらないか・・・。首尾一貫している竹原市長ですからね。

地域PRゼミ~北九州市の取り組み~

2009-07-26 22:25:41 | その他
今日2回目の書き込みです。6月議会の開催中の休会日に東京に「地域PRゼミ」に参加しました。学びの多かった研修だったので、自分の復習もかねて書き込みたいと思っていたものです。

 北九州市の事例に学びました。実は北九州市は今、ひそかに熱い自治体になっています。この10年で観光客が10倍以上になっていたり、企業誘致がこのところの統計では最多であったり、と。また、その施策を公開したり、教えたりしていないことでも、ある意味、かなり気になる成功自治体なのです。

 ある尊敬する政治家さんからお勧めをいただいてほとんどお忍びのような感じで参加してきました。

 まず、北九州市シティープロモーション首都圏本部(名前だけでもなんかかっこいい!)の課長さんと係りの方から

[PR」とは地域と未来を創るために行うもの
「PR」とは仲間と仕事を作るためにおこなうもの  との前提に新しいまちづくり「都市ブランドの構築」のための具体構想は次のようなことでした。

①世界の環境都市  北九州エコタウン構想で環境コンテスト連続1位。
②アジアの技術首都  世界的な企業が育って、4大学院で470名の留学生がいる。

具体的な活動の原点は市外へのPRと市内へは自信を持ってもらうための作業、ブランド作りとブランド磨きとのこと。

① マスコミ対策  取材者に付き添うまでのイメージアップ対応課があるとのこと。フィルムコミッション(おっぱいバレー、プルコギ、松本清張氏関係など)
② 首都圏でのイベント ゆるキャラでイベント参加 自由が丘でスィーツフォレスト・ロールケーキフェスタ(キャラ くるる)新宿のトラベルカフェを1ヶ月ジャック(12,000人が来場)
③ 企業誘致 平成20年度で107社にプレゼン。88億円、760名の雇用。訪問件数1141件で視察件数は46件はすごい!!です。
④ イベントコンベンションの誘致
⑤ 海外とのネットワーク開拓  大使館職員にPR
⑥ 各省庁や団体などへの働きかけ

など、かなり頑張っていることがわかりました。しっかりと政策投資銀行にスワット分析をしてもらって、その分析結果を理解しての13人の取り組みには頭が下がる想いでした。

 この事例発表のあとに、ビジネス発想源の弘中勝さんがPRの本質について解説や分析、極意などのレクチャーをしてくれました。引き続き、自分の町のPRのワークショップ。グループの中では私の「急傾斜の町」が採用されましたが残念ながら賞品はゲットできませんでした。ちなみにトップ賞は「筋肉痛のまち」で、一緒だったのはちょっと悔しかったです。

 PRとかイメージ戦略はこれからの分権時代の地域間格差競争の中では大変重要なテーマであり、ツールになるはずです。是非、こういった研修を職員の皆さんにも受けて欲しいと思いながら、夜遅くの代々木のまちを充実した気持ちで歩きました。

先週の主な活動です。

2009-07-26 17:22:31 | 日記
 急な暑さについていけてますか? 私は若干早めに夏ばてっぽく、血圧が低くてイマイチ、元気いっぱいとは行けてません。普通、私くらいの年齢や身体からすると血圧が高いと思われそうですが、私はばてると血圧が90前後に、脈も50くらいに落ちてしまいます。

 静かにしていれば良いのでしょうが、性分でバタバタしてしまうので家ではかなりのトド状態です。

 先週は三郷の仲間の選挙応援に3日間ほど行きました。無所属の市民派、政党に所属していない女性議員は友人の村上香代子さんだけで、やはり、生活するということから目を離さずに市政に関わる大事さが必要なので頑張って応援しました。近隣から多くの議員が応援に来ていてそういった方々との情報交換も良い勉強になります。

 先にも書きましたが、大型商業施設のラッシュの影でやはり、古くからの団地の商店街がシャッター街になっていました。年老いて安心して暮らせるまちづくりを彼女に託して欲しいなと、改めて思いました。取手はもっと進んでしまっていますが同じようなところもたくさんあるので、これからも互いに情報交換しながら研究して行きます。

 他にも、福嶋浩彦前我孫子市長の市民自治講座「地方分権と市町村合併」の勉強会、珍しく予定がなかったので教育委員会の傍聴、日弁連主催の「社会保障カードを考える市民の集い」などに出かけてきました。

 教育委員会は残念ながら活発な議論が…という状況ではありませんでしたが、学校の適正配置の経過報告が丁寧にされていました。

 結論から言うと、今年の12月議会には野々井中学校、東中と一中の統廃合条例が出てくるようです。陳情などが出ている野々井中に関しては教育委員会も丁寧な懇談を繰り返すようですが、方法論にとどまらない本質的な議論に発展して同意や解決がなされることを期待しています。

 他の対象校にも夏休み中なども様々な説明会を繰り返すスケジュールが報告されていましたが、大変でもしっかりと誠意を持っての説明や関係者の不安の解消などに当って欲しいものです。

 最後は、私たち議会がそれこそ議会の本来の権利、意思決定権「議決権」を行使しなければなりません。取手の未来、子どもたちの教育の在り方などしっかり考えていこうと思っています。


 社会保障カードは2011年に国保、介護保険、年金情報などを一元管理するために発行しようとしている国の動きについての勉強会です。住基カードの失敗に学んでさまざまな取り組みがされていますが、やはり課題も多いと思います。ひそかに地方自治体にも動きがあっていることなども知りました。ただ、導入に向けた実証実験のモデル自治体として沖縄県浦添市の熱心な取り組みも勉強させていただいているので、メリット、デメリット、よくわかりますので心は揺れます。

 今週くらいから夏祭などの予定が入ってきます。どうぞ、夏ばてなどしないで下さいね。

 

 

大型店ラッシュ三郷市。超痛快!竹原阿久根市長

2009-07-20 23:41:48 | 日記
忙しい日々を送っています。
 
 昨日は埼玉県富士見市で行われていた、公募市民約60人が「市民判定人」として参加する事業仕分けを傍聴に行ってきました。朝一で、三郷の市議会議員選挙の出発式に参加し、友人と一緒に富士見に行き、又、戻って友人の選挙応援をしました。

 無所属市民派の友人は3期目ですが、ここ2年間副議長をしていました。立場が変われば、見えるものも変わる、といっていた仲間の4期目に大いに期待しています。他にも所属する地方政治改革ネットの仲間がお二人出ていましたが、女性同士ということで応援。きっと、みんなしっかりやっていますからきちんと評価されると信じています。

 しばらくぶりに、三郷に足を踏み入れましたが、大型商業施設がほとんど、乱立!状態。人が歩き、よそナンバーの車で混雑…。しかし、新三郷駅の周辺にそういった商業施設が集積していました。中心市街地に大型施設の行く末をしっかり追いかけてみたいと思いました。


 18日、朝はいちょうの会の草取り。シャワーを浴びて大急ぎで、若松河和田町で開かれた「ブログ市長東京で吠える」という勇ましい題の、鹿児島県阿久根市の竹原市長のお話を聞きに行きました。

 関東では、例のブログでの職員の給与公開が象徴的に報道され、ちょっと、変わった市長さんかと思いながら出かけていきましたが、さすがに、2回の不信任決議にもかかわらず、市民に選ばれ続ける市長です。やはり、誰にこびることもない、「ホンモノ」だと感じました。参会者も右から左まで、オンブズマンから自治労まで・・・って感じで質問が途切れることがありませんでした。

 竹原市長は何にも恐れも媚びもせず、短い明快な答弁をされていました。痛快!!でした。潜在的にはとても共感するものがたくさんありました。細かいこと書きませんが、とてもわかりやすく、ぶれない市長さんでした。きっと、阿久根市も変わることが出来るのではないかと期待しています。ビジョンを!と問われ、何もたいそうなことはないけれど、市民が支えあって自分たちで自律していけるようになることが出来ればそれで自分の目的はOKで、不幸な市民を作らないこと、と仰っていました。納得!!です。

 16日は久しぶりにゲートボール大会に参加しました。結構調子よく、上手くいきましたが、やはり単純に見えるスポーツも知れば知るほど奥が深いことを知りました。議会チームとしては通算、2勝目を挙げましたが、スーパー助っ人二人も入っていてくださったので、「幻」ということになりました。

 今週もいろいろあって、忙しくなりそうですが、身体が熱さについていけるようにしっかりケアしながら頑張ります。

 皆さまも、どうぞ、まずはこの暑さに身体を慣らしましょうね。

 

似て非なるもの・・・どっちの料理ショウと料理の鉄人 

2009-07-16 22:30:49 | 日記
毎日、毎日、これでもかこれでもか、というほど霞ヶ関の「ベンチのつかみ合い」(?)報道がされています。もう終わりかなと思うと翌朝には又新ネタ登場!という日々で…。これじゃあ、政治の信頼なんて口にするのもはばったい気がしてしまいます。

 最近、若い県議と知り合う機会があって、かなり深刻に受け止めていたけれど、茨城県知事選挙もまたまたサプライズがあるかもしれないと聞いたけれど、一体どうなっているのでしょう…。今、躍起になって橋本県政批判をしているけれど、どうも、霞ヶ関ほどではないけれど同じように感じてうんざりというか政治の劣化や人材不足を見る思いをしている人は少なくないようです。

 そんな中でも、私の友人が首長選挙をどうしようか迷っていると相談してくれました。やはり、政治に関わる者として妥協の範囲に収まらなければ、自分が頑張るしかないかと思っているようで…。こんな思いこそが本物の政治を生むのだと思うけれど、今は一体何が社会正義なんだろう…と自分の体験も踏まえてわからなし、混沌としていると感じてしまいます。

 私が愛読している経済系のメルマガで多数決について書いてあったことが心に留まっています。民主主義にも通じると思うのですが・・・。

 以前テレビ番組で「どっちの料理ショウ」「料理の鉄人」という似て非なる番組がありました。どっち…は自分が本当においしい、あるいは食べたい、という料理を選ぶのではなく、むしろ出演者がどっちを選ぶ可能性が高いかを考慮して、食べられることを最優先に様々なプレゼンや駆け引きの果てに料理を選んでいました。鉄人のほうは純粋に料理評論家などが最も評価に値する料理を選んでいます。

 今の民主主義と呼ばれ、私が苦悩する舞台はどっちなのでしょうか・・・。多分、「どっち…」のほうが傾向的には優勢ではないでしょうか・・・。

 政治の舞台も「料理の鉄人」になれる時が来るのでしょうか…。最近のどたばたを見ていてふとメルマガを思い出しました。

いよいよチェンジ!?

2009-07-13 21:48:42 | 日記
 昨夜からテレビに釘付け状態でした。いよいよ大きな選挙で民意が示されたと言うことでしょう。衆議院選挙も8月30日に決まった、と号外も配られ、やっとか・・・という思いです。今朝も早くから恐らく藤代駅頭からでしょうか、政治家の熱のこもった演説が聞こえてきました。文字通り熱い熱い夏が本番です。

 庭を覗くと、思わず「かわい~」と声を上げてしまったゴーヤの赤ちゃん。まだ、2センチくらいのいぼいぼの可愛い実を見つけました。2個つけていました。スモモにも赤くなった実が3個ほどついていました。忙しさにかまけて食べないうちにだめにしてしまわないように、ちゃんと水をあげないといけないですね。

 先週の土曜日、11日には取手市議会議員の定数に関する公聴会が開かれました。皆さん熱心にご用意いただいた定数削減に賛成の市民4名、反対4名の方から貴重なご意見をお聞きしました。議会コストは民主主義の最低のコスト、削るべきではない、多いほうが民意や市民の役に立ってもらえるなどの削減反対意見、少数精鋭で行くべきだ、固定費が高すぎる現状は議会費も一角、などの削減賛成意見。よく傍聴においでくださっている方の、いらないと思える議員が結構いる、というご意見は厳しいですがそう見えること自体が情けないと言うことでしょうね・・・。

 私は削減賛成派です。政党所属議員ばかりになってしまう、少数精鋭にはならない、などの意見は逡巡させなくもないですが…。でも選ぶのは誰でもない取手市民です。厳粛に受け止めるべきだと思います。

 県知事選挙も衆議院総選挙と同日になるかも…との情報も寄せられ、政治の世界に身を置く者としては、なんとなく落ち着かない日々になってきます…。

かなり久しぶりの新宿

2009-07-10 23:32:28 | 旅行記
 今日は午後から仕事関係ではない用事で友人と新宿に出かけました。久しぶりの新宿はやはりすごい人でした。デパートのスウィーツ売り場などを眺めてみると、きれいで高価なスウィーツが競い合うように並んでいました。おのぼりさん丸出しで眺めると、こんな高価なお菓子とても買えないな~と、主婦感覚と茨城の物価感覚にすっかり慣れている自分を感じました。

 それにしても、通りがごみなどが散らばっていて汚いなあ~と感じてしまいました。ティッシュ配りやサンプル配り、チラシ配り、いろいろなものを配っていました。自分の配ったものが散らばっていても、勿論知らん顔で配り続けています。何か違うんじゃないかなと感じます。

 そういえば、ロンドンでもパリでも路上で何かを配る姿は見たことがありません。夜の繁華街なども行ってみましたが、路上にまで繰り出して立ってビールなどを飲みながら延々と話をすることを楽しんでいるようでした。飲み物なども現金交換なので外に持ち出してもOKなのだそうです。勿論人の多さは同じですが、ふと気がつくとずいぶん景色が違っていました。

 ロンドンやパリにはパチンコ店や遊戯施設も見たことがありません。その代わりと言うことではないのでしょうが、広場や公園がたくさんあります。ロンドンの地下鉄に乗ると、○○パークと言った名前の駅がたくさんあります。息子が住んでいたフィンズベリーパーク、コベントパーク、グリーンパーク、ウィンブルドンパークなどなど。9時半くらいまでは充分に明るいので、身近な公園で思い思いに過ごしている人たちもたくさんいます。

 お金もかからないし、広場では楽器を奏でる人や、大道芸人も沢山いてとても楽しく飽きることはありません。

 文化の違いといってしまえばそれまでですが、高齢、成熟社会を迎える今の日本にはああいった場所がもっと欲しいな~と思ってしまいます。

 西新宿のロータリーの周りには雑踏の中で座って本を広げている老人の方やガードレールにもたれるように通りを眺めているおじいさんの姿などもありました。取手にもくつろげる気持ちの良い公園がもっと欲しいと思いました。

マニフェストや公開討論会~変われるか?政治

2009-07-09 22:58:07 | その他
 今、ローカル・マニフェスト推進ネットワークいばらき(LMいばらき 代表門脇厚司前筑波学院大学学長)は知事選挙を視野に、マニフェストとは?と言うところからの冊子を作ろうと取り組んでいます。なかなか難しい、理解しにくいとも言われるのでまずは誰にでもわかるようにと漫画仕立てにトライしています。

 漫画家を目指していた方のご協力などもいただき、取り組んでいます。

 LMいばらきが出来てすでに、4年。私が代表を務める政策フォーラム茨城で前三重県知事北川正恭さんをお招きして県立図書館で「北京の蝶々…」のお話をいただいたのがきっかけです。北川先生の、「茨城にも作ってください。」と言う言葉に「ハイ」とお返事したので、知り合いや大学教授、様々な方々に発起人を呼びかけ、準備会に約1年かけて発会しました。北川先生やマニフェスト研究所にしっかりお世話になって…です。

 勿論、本当は市民の方々で運営していただくのが一番ですが、なかなか、茨城にはそこまでの風土がなく、志を同じくする地方議員も多く関わってやっています。でも、最近はJC(日本青年会議所)OBの方々がしっかりと取り組んでくださるようになって、安心しています。取手から日立まで広く参加していますので会議自体も水戸、石岡、土浦と順番でやっています。仕事をしながらの熱心な取り組みをしてくださるJCのOBさんをはじめとする市民の方にはいつも感謝しています。

 LMいばらきは、講演会やワークショップを開催する形で運営してきましたが、
活動の柱を
1、マニフェストの周知、普及、広報
2、マニフェスト型公開討論会の開催(JCさんとの共催も含めて)
3、マニフェストの検証(かなりの力が要求されます)
などに置いています。

 さて、最近お隣の利根町の町長選挙でも常総青年会議所主催の公開討論会が開催されました。宮和田消防署の説明会から急いで駆けつけましたが、会場に入りきれない町民の方であふれかえっていました。外にはテレビも設置されていましたが、今までとは違うな~と思いました。残念ながら母が具合が悪いと施設からの急な呼び出しで中座しましたが、すごい熱気でした。

 また、各地で衆議院議員選挙に照準をおいた政治的な集会もどこもかなりすごい人たちが来ていると、聞きます。街頭演説に足を止める方もかなり多くなったそうです。県知事選挙もこのままでよいのか、と言う市民の動きもあるように聞いていますが、さてさて・・・。

 知り合いのマスコミ関係者も、今までとは確実に違う、と言われます。さすがに、自分たちの政治を自分たちの手に取り戻さなければならない、と思い始めているのかもしれません。

 先ごろの議会基本条例の政策懇談会を埋めた地方議員と言い、やはり、何かは変わっていっているのでしょう。マニフェストだって、やはり市民にとっては絶対にあったほうが良いはずです。でも、そんなことを思っていたところに利根町の友人から「訳のわからないビラがいっぱい入っていていやになっちゃう…。ナンデこんな選挙っていやらしいの!」と怒りの電話がありました。・・・まだまだ、なんでしょうか・・・

新型インフルエンザと旅行記

2009-07-08 00:12:56 | 旅行記
一昨日の朝、役所からFAXが届き、取手市内にも新型インフルエンザの感染者だ確認されたと知らされました。容態は安定していて、家族などの濃厚感染者にも在宅要請をしているとの報告でした。

 先週の木曜日に「取手市地域医療審議会」が開かれ、龍ヶ崎保健所長さんから新型インフルエンザのお話をお聞きしたところでした。弱毒性であることから、季節性インフルエンザと症状的にも変わらないと言うことで、国のほうも対応をずいぶん変化させました。全数管理などをやめたり、入院措置などをやめたり…しています。これからはタミフルの汎用化で抗タミフルウイルスを発生させないようにするなどが課題のようです。

 取手も国際交流を中止したり、中学生の修学旅行を延期したりしていますが、これから徐々に通常に戻ってくるのでしょう。今はまだ、相談窓口を土、日も二人体制で対応していますが、保健センターの職員さんにはもうしばらくよろしくお願いしなければなりませんね。(ありがとうございます。)

 ちなみに、7月1日現在、世界では77,201人が確認され、日本では1,266人、茨城では17人ということでした。ドラッグストアーなどでのマスクの販売も再開されていて、一箱追加しておきました。

 もっとも、私は何らかの免疫を持っているとされる年齢に近いので心配してはいませんが・・・。



 昨日までテニスのウインブルドンを深夜までしっかり見てしまいました。素晴らしいプレーも実際に見たことがあると、そのすごさがわかるので思わず、拍手したりしてしまいます。私が現地で見たのは、特別有名な選者ではありませんでしたが、やはり、世界のトップクラスのアスリート達です。身体も心も本当にタフだし、スピードや技術には感動以外ありません。

 私が見たのは、所謂「アザーコート」と呼ばれる、かなり近い距離で選手のプレーが見えるところです。勿論チケットもセンターコートの10分の1くらいです。朝、11時くらいまでにウインブルドンパークに行けば運がよければ入れると友人に聞いていたので9時半くらいに着くようにユースホステルを出ました。ウインブルドン駅からはどうやら行きすぎた様で、あまり歩く人がいませんでした。一つ手前の駅が良かったようですが勿論、わかりません。

 しかし、会場に入れたのは3時近くになっていました。延々とキューカード、整理券を持たされて寝たりしながら待ちました。途中、女性だけにエコバックをくれたりジュースが配られたり、クイズがあったりと様々な工夫がされていました。

 やっと入った会場は、大変きれいでした。緑と紫とウインブルドンカラーに統一され、外壁にかけられたペチュニアも紫でその美しさにため息が出ました。すでに120回を越える4大大会はイギリスの誇りのようなものを感じました。

 きびきびと選手が出来るだけ快適なようにボールを渡すボールガール、ボールボーイ、ラインジャッジも含めて本当に気持ちが良かったです。いつも最後の表彰式にケント公が子どもたちを労う場面がありますが、その場面に熱い思いがこみ上げました。

 大画面の設置されたヘンマンヒル(今はマリーラウンドとも言うそうですが)でビールを飲みながらジャンクフードを食べて、多くの人種の観客と一緒に応援するのも又楽し…とたくさんの冥土の土産をいただきました。

「ニセ議会基本条例を斬る」満杯の地方議員の意味すること

2009-07-02 22:02:57 | 日記
昨日は午後、東京財団に「ニセ議会基本条例を斬る」と言うテーマのパネルディスカッションを聞きに行きました。私がすごい方々と思っているパネラーです。議会基本条例を初めて作られた北海道栗山町の中尾修議会事務局長、「自治派」ならの福嶋浩彦前我孫子市長(ご本人は前市議会議員とおっしゃられていましたが…)、「改革派」の木下敏之前佐賀市長という素晴らしいメンバーでした。

 全国各地から多くの地方議員がフロアを埋めていました。最初50名で参加募集していたのに、その、4,5倍くらいの人でいっぱいでした。質疑応答の時間をたっぷりとるやり方だったのでお聞きしたいところが良くわかりました。

 議会基本条例を作ることを目的にせず、市民参加で二元代表制の議会の権限強化を!と言うことなのですがやはり、市民の無関心、無所属議員の不遇、議員の不勉強など全国共通課題も指摘されていました。しかし、最も、権限を持って正しく使っていただきたいのは市民のはずです。

 取手は前回の選挙前に、私や結城議員で「議会改革調査特別委員会(仮称)」の設置を求めて確約いただいていたので、今盛んに議論と試行、制度化に向けて動いています。まず、条例ありき、よりも試行、実践、先にありで進めている取手方式は実質的で良いと評価しています。議会報告会も12月議会あたりを目途にやってみたいと探っているようです。取手らしい議会のあり方を探っています。

 先の市長の政策通信に、議会改革について評価していただいている市民の方の文章が載っていましたが、あくまでも議会の自助努力(当然ですが)の成果なのです。

 市長サイド(役所側)には、よく、私たちに何の情報もないうちに新聞報道されることが多かったので、議会に対してもっと情報をしっかりと出すように要望を取りまとめたこともあります。

 真摯に受け止めていただけたのか、ずいぶんFAXが増えた気がします。そんな情報の発信の中からも見えるものがあります。

 残念ながら議員の勉強不足や市民の無関心などは全国共通のようですが、栗山の中尾事務局長さんは、議員が直接部課長のところに行くこともあるまじき、議会は議会としてのしっかりとした意志を市民の意志を汲んで示すべきと、強く仰られていました。相当の頑張りが要求されますがそうあるべきだと思いますし、目指して行きたいと思っています。

 結いの会からは結城議員が委員として参加していますが、二元代表性の意義と条例制定権などの重さを充分に認識しながらのぞんでいただいていますので安心して期待しています。

 これからも進化する議会…姿や形式ではなく、できれば、本来の機能と議員の資質の進化を皆さんにお見せしていきたいものだと思います。