実は、iPad の日本発売当日。
我が家にも、Apple から荷物が届いていました。
上の写真。
まあ。
本体が来ていないので、全く意味はないのですが。。。
まとめて発送してもらうので、全然問題なかったんですけど。
律儀に、発送されていたようです。
ちなみに本体は、予定どおりなら6月7日ころに発送になる予定。
で。
実は、本体が届いたら、是非やっておきたいことがあります。
いわゆる「開封の儀」ではなくて。
いや。
ある意味、儀式であることには違いないのですが。
FOXCONN の工場労働者たちに対して、感謝の祈りを捧げたいと思っています。
（念のため書いておきますが、自分はいわゆる日本的な無神論者です）
こんなこと書くと「偽善者ぶったヤツだ」と言われそうですが。
批判は甘んじて受けるとして。
少なくとも、iPad がこれ程の低価格で提供されていることについて。
その大半は FOXCONN (もちろん、他の部品メーカーも含めて) からの仕入れ価格が圧縮されていることが、大きく寄与しているのは想像に難くない。
もちろん。
Apple と、FOXCONN の従業員が自殺したことには直接的な因果関係はないし。
DELL や他のメーカーとも取引している FOXCONN がどうやら従業員に過重な労働を課しているというのは、FOXCONN 自身の問題なのです。
しかし。
不幸な状況におかれている FOXCONN (そして同等の下請け業者) が、頑張っても iPad のような製品を考えつくことは難しいのと同じように。
Apple (Jobs) がいくら良いアイデアを持っていたとしても、作ってくれる工場がなければ iPad は世に出てこない。
そして。
彼ら工場労働者の犠牲がなければ。
我々は、iPad を、使い古しの OS を積んで寄せ集めの部品で作ったようなネットブックと同程度の価格で購入することなど出来ない。
冗談めかして「人柱だ」なんて、茶化す気にはなれないのです。
自分の思いに賛同してくれる人が、もしいたら。
別に、宣言する必要も、報告する必要もありませんから。
Jobs に対する想いの数分の一でも良いので。
彼らの頑張りと、その生活に対して、手を合わせてくれたら、とても素晴らしいことだと思います。
iPad を使える喜びを、手に入れることができることに、感謝して。
