マイケルズ英会話☆ブログ☆

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🎅 Secret Santa 🎅

2020-12-26 | 諸々
こんにちは!
いつも遊びに来て下さり有難うございます

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コロナ禍ではありますが
素敵なクリスマスをお過ごしになられたでしょうか?

今日はシークレットサンタのお話です🎅
Larry Stewart (ラリー・スチュアート)さんをご存知でしょうか?


1971年11月23歳のラリー
彼の勤めていた会社が倒産し路頭に迷っていました
空腹に耐えきれずレストランに入り食べてしまいました
請求書をみて警察に突き出されることを覚悟した時
店員がラリーの横でしゃがみ込み「落しましたよ」と
20ドル札をそっとラリーに渡しました
おかげで会計を済ますことができたラリー

そのあと警備関係の会社を設立し懸命に働きましたが
不況で会社が倒産し、また路頭に迷うことに
貧しさのあまり銃を手に銀行強盗を企むことに…
そんな時20ドル札をみて我に返り思いとどまるラリー

ラリーは数年前のことを思い出しあのレストランへ
「僕のこと覚えていますか?あの時の20ドル…」
店員はラリーに答えました
「クリスマスは皆がハッピーになれるんだよ」

妻の兄の援助をうけセールスマンとして懸命に働きましたが
会社の経営不振で解雇されました
途方に暮れていた時ふと売店のポップコーンを注文すると
女性店員は困った顔で違う商品とおつりをラリーに手渡しました

ラリーは女性店員が困っていると思い
おつりの中から20ドル札をプレゼントしました
「メリークリスマス」
女性店員は嬉しそうに礼を言いました
その笑顔がラリーを突拍子もない行動に…

そのまま銀行に行き貯金を引き出し
白いオーバーオールと赤い服にベレー帽という姿で
貧しい人や困っている人に20ドル札を
クリスマスプレゼントとして手渡していきました

翌年の1980年にラリーは長距離電話会社を設立し
シークレットサンタとして毎年20ドルを困っている人々に
プレゼントする活動を続けました

大富豪になっても正体を明かさず寄付し続けた総額は
130万ドル(約1億5000万円)になっていたそうです

身近な人への思いやりを広げて欲しいというメッセージを
伝えるため2006年ついに正体を明かしたラリー
実は食道癌を患い余命4か月と宣告されていました

ラリーは2007年58歳で亡くなりましたがその年のクリスマス
ラリーの意志を引き継いだ人たちがシークレットサンタとなり
貧しい人にお金を配っていました

「クリスマスは皆がハッピーになれる」
素敵な言葉ですね