才能だけでなく努力も～『ドリーム』～

『ドリーム』を観てきました。

1961年、米ヴァージニア州ハンプトン。ソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げるNASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに必要不可欠な“計算”を行う黒人女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者キャサリン（タラジ・Ｐ・ヘンソン）は宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢されるが、白人男性だけのオフィス環境は劣悪そのもの。同僚のドロシー（オクタヴィア・スペンサー）とメアリー（ジャネール・モネイ）も、理不尽な障害にキャリアアップを阻まれてしまう。それでも仕事と家庭を両立させ、ひたむきに夢を追い続けた3人は、NASAの歴史的な偉業に携わり、自らの手で新たな扉を開いていくのだった……。

２０１７年９月２９日～公開中


久々の映画です💦
宇宙大好き、『宇宙兄弟』も大好きな私なので、
楽しみにしていました。
女性3人だけ並んでるフライヤー(ポスター)ビジュアルを見ちゃうと
3人の女性音楽グループのサクセスストーリーかと思っちゃいますが(笑)

白人と黒人のスペースや職がきっちりと分けられているだけでなく
女性ということでもまだまだ差別がある時代。
それでも、才能と努力でしっかりと信頼を勝ち取っていく姿は素晴らしい。
上司(ケビン・コスナーが演じてます)も、有色だとか女性だとかではなく、ちゃんと実力を評価してくれる人で良かった。
現代では有色人種だとか女性だからだとかって差別は減っているけど
まだ完全に無くなっているとはいえないから
実際に理不尽な思いをしている人はぜひ見てほしい。
(史実とは若干違う部分もあるらしいですが。)


原題は『Hidden Figures』
直訳すると『隠れた(隠された)計算』てところか。
これまで日の目を見てこなかったけど、キャサリンたちの素晴らしい計算、貢献があったんだよ…という感じかな。
それが『ドリーム』になるって、いつもながらすごいね(笑)