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アイネクライネ/米津玄師

2016-04-29 | J-pop
こんばんは!
1週間お疲れさまです、みーやんです!

今日はこちらの楽曲をご紹介します。

アイネクライネ/米津玄師

MV
歌詞
アーティスト情報



米津玄師さん
2009年からニコニコ動画で作品を投稿し
2012年にアルバムリリース
2016年には初のワンマン全国ツアーがあるそうです。

注目すべきなのは
作詞・作曲・アレンジ・プログラミング・歌唱・演奏・ミックスを
自身で手掛けているのに加え、
動画・アートワークも独りで制作するアーティストである
ということです。

アイネクライネのMVを初めて見た時
絵が綺麗で印象的だなぁと見とれてしまいました。

色彩のタッチが柔らかくて
シーンごとに映る色が「この色だけ」
と色のイメージがはっきりしていないのが
曖昧なイメージを作り上げているのかなと

視覚的要素から音楽を深く楽しめる楽曲かなと思います。

いつも構造的に楽曲を紹介しているのですが
この曲はなんとなく
ぼーっと聴いた方が楽曲の良さが引き立ちそうなので
なんとなくぼーっと文章を書きたいと思います。笑

とはいっても少しポイントは整理しますね。

いつもは歌詞の内容を一生懸命考えるみーやんなのですが

この曲では
純粋に「声」「音」「絵」
3つをシンプルに聴くのがオススメです。

「声」
米津さんの声は息と声の中心が4:6くらいに聴こえます。
つまり声の輪郭がぼやけていて、息の部分と周りの音がよくとけ込むから
聴いてる人の耳にも優しくすっと入ってくるように感じました。

「音」
アコースティックなバンドサウンドが基本のベースにありますが
サビのバックサウンドにコロコロとピアノが入っていたり
少しだけアレンジが加わっているのも、素敵ですよね。
そういうささやかな音の変化に気づくと
どんな音楽も一人じゃ成り立たないし
色んな要素が詰まって完成するんだぁと感動します。

「絵」
男性と女性の姿が交互に出てきますね
なんだか哀愁が漂っていますが
色彩のタッチは柔らかくて
断定しづらい感情を表現しているのかなぁと。
カット数は少ないですがその分表情をじっくり見られるので
最近のハイテクなカット数の多いデジタルなMVとは違ったから
目を奪われたのかもしれませんね。
少しぎこちないカット数とシーンの変化が
見る人に意外性を感じさせてるのかもしれません。



作詞・作曲・アレンジ・プログラミング・歌唱・演奏・ミックス
全てを手がけるって、、すごいですよね。
音作りから視覚的なイメージづくりまで一人の世界観でできているから
一貫性があってグッと来るのでしょうか。
とにかく世界観がすごいなと。
あまり絵画には詳しくないですが
アイネクライネを聴いていると
絵画一枚に見とれてその世界に吸い込まれてくような感覚になります。

内容については、悲しい歌なのは分かるけど
感情に共感するには少し難しいなぁというのが率直な感想です。
ただ、使われる言葉ひとつひとつが重いなぁと思います。
どうしようもない負の感情をそっと手のひらですくって
大事に温めたような楽曲なのかなと思います。

どん底の感情の時でもあたたかいハーモニーを添えて音楽にすると
そういう負の感情も悪くないのかなぁとか思えてしまうのが
音楽のすごいところだし、魅力なのかなぁって
しみじみ思いました。

ぼーっと色んな曲を聴きながら
また新しい楽曲に出逢えたら嬉しいです。

それではまた(^^)よいGWを。
少し省エネモードな
みーやんでした~。

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