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みーやんぶろぐ。

好きなものを自由に書いていきます。

スミレ/秦基博

2016-03-26 | J-pop
秦基博さんの最新曲
「スミレ」
2016年2月24日(水)リリース


テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』
主題歌として書き下ろされた新曲だそうです。

最初CMで聴いた時は春らしくていいなぁなんて思ってたんですけどね。
ある日ドラマの終盤にタイミングよく流れるのを聴いた時
びびっと来ました。これはなんかあるな。と笑

わたしは楽曲を聴く時の特徴がありまして。
びびっと来て、これはなんかあるな、と思うと、
曲をダウンロードして、1曲を何十回も聴くのが好きなんです。
だいたいそういう曲って自分なりに何か理由があるので気になっちゃって。
ちょっと気持ち悪いですけど気づいたら中毒的に何十回も聴いてるんですね。

そんなこんなで今日は
みーやんなりに解釈した秦基博さんの「スミレ」の良さをお伝えできたらな、と思います。

まず
この曲を聴くにあたってのポイントは3つあります。
1.ドラマ「スミカスミレ」
2.秦基博のこれまで
3.季節感
以上の3つです。

1.ドラマ「スミカスミレ」
大まかなあらすじとしては
もう一度人生をやり直したいと願った65歳の独身女性「スミ」が、
ある魔法で45歳若返り、「スミレ」と名前を変えて、初恋をする。
というものです。
若返ったとはいっても
夜11時から1時までは元の65歳に戻ってしまうんだとか。

「スミ」か「スミレ」か?
スミorスミレ どっちも同一人物。でもどっちなの?
なんとなくミステリアスな雰囲気があります。

このミステリアスな雰囲気をまずはイメージしてみてください。

(ドラマについて興味のある方はこちらをご覧ください。)

2.秦基博のこれまで

2006年にデビューされた秦基博さん。
秦さんといえば、「鱗」や「アイ」「ひまわりの約束」など、
しっとりとしたバラードで有名ですよね。
それだけに、今回のアップテンポで爽やかな楽曲は意外性があります。
PVでは衣装も明るいサーモンピンク。しかもダンスしてるんです。
見た瞬間、まじか。と思いましたね笑
あまりの意外性に目も耳も奪われてしまったわけです。
どちらかというと今までは
寒色でクール、落ち着いた印象でしたので、まさかピンク着るとは。。笑

「スミレ」がこれまでの秦さんの楽曲とは打って変わった楽曲で
新鮮味があるということ。これがポイントです。

3.季節感

最後は季節について。
題名「スミレ」の通り、花を歌った曲。
春といえば「別れと出会い」「期待と不安」なんてキーワードが浮かぶと思うんですが
今回の「スミレ」は
「出会いと期待」このキーワードで決まりです。
理由は後ほど。


1.「スミ」か「スミレ」か?のミステリアスな雰囲気
2.アーティスト秦基博としての新しい一面
3.「出会いと期待」

この3つを踏まえた上で聴いてみましょう。

「スミレ」秦基博
前半
後半
歌詞

それでは、
この曲を聴いている時のみーやんの心情を書いてみます。

・イントロ
わくわく。わああバイオリン。何が始まるんだろう。

・Aメロ
伴奏のギターとは別に不規則に一音、二音ずつ鳴るギター
スミレの香りを表現しているのかなぁ。
目を瞑って春を感じているような感覚。

・Bメロ
4拍子が強めに出て来た。
ピ、ピ、ピ、ピ、と電子音。スミレの香りが鮮明になる。
何かが近づいてる?

・サビ
裏メロのストリングスは意中の女性の存在なのかな。
恋している自分、まさかね。あれは幻だよね?
春への期待感と疑いたい気持ち
スミレが春の風に揺られるように、主人公の気持ちが揺れている様子

途端に開いた恋の扉
もう森に迷っている。困っている。
でも、疑いようのない恋。

・2番Aメロ

スミレのように咲く女性に見とれる自分
彼女が落ち込んでいても放っておけない
涙さえも光る→美しく見える。どうしようもない。
突然の休符→見とれている自分にはっとした。

彼女の涙さえも光って見えるのはなぜ…?

・2番サビ
好きという気持ちの苦しさ 葛藤
馬鹿みたい。もう恋しないって決めたのに。

嬉しいような苦しいような。
懐かしい恋の痛み。

・間奏
この恋、どうしよう、どうなる…?

・Cメロ
葛藤していた自分
もう恋で傷つきたくない
でも決意する
キミが好きだよ
→素直になることの大切さ。本音

・サビ
迷いないまっすぐな想い
幻じゃない。追いかけている。
もう君にまっしぐら。



こんな感じで読み取ってみました。笑
わたしなりの解釈なので聴く人によって様々ではあると思いますが。

PVはやっぱりダンスしてる秦さんが印象的ですね。笑

朝の何気ない日常を切り取ったような描写で素敵です。
現在→幼少時→おじいちゃん→現在 と秦さんの姿が変わっていくのですが

人はいつでも、大人になっても何度でも、突然に恋に落ちるかもしれない。
迷いようのない出会いが待ってるかもしれない。

そんな期待感が、春を迎える期待感とかけあわさって、
ミステリアスな部分を全て晴らすようなまっすぐな気持ちになり、
ワクワク感をリスナーに届けているんじゃないかなぁと思いました。

私がびびっときたのは、
「別れ」よりも「出会い」に引き込まれていくこと、そして
「不安」よりも「期待」が倍以上あるような感覚
この二つの感覚が合わさって、感情が喚起されたからなのかなぁと。

「好きかもしれない」「でも傷つきたくない」そんな葛藤をはねのけて
春という季節、香りに引き込まれ、「好きなんだ」という気持ちに素直になれる。
ドラマの背景や楽曲にミステリアスな部分があるのにも関わらず、
聴き終わったあとには、まっすぐに「好きだ」という気持ちに気づかされるような
そんな素直な気持ちになれるような曲だなと思います。

大人になると
メリットデメリットを天秤にかけて行動できなかったり
理由をつけて素直な気持ちをごまかしたり
そんなことが増える気がするけれど
「スミレ」を想う主人公のように、感情には素直でありたい。
いつまでもピュアな気持ちを持ち合わせていたいなぁなんて。
まだ21なんですけど思ったんです。笑

うーん。何度聴いてもスミレの香りがする気がして。
聴いたものが視覚や嗅覚など、他の五感に訴える曲って本当に好きなんですよね。
目に見えないものからこんなにも多様な感覚が得られるなんて。しかも鮮明に。
音楽ってすごいなぁって。
楽曲制作の様子、のぞいてみたいなぁ、、。
あのギターは、香りをイメージしたんですか?って確認してみたい笑

この春イチのお気に入りソングに出逢えて、毎日が明るくなったようで
とっても嬉しいみーやんなのでした。

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