ブログを休んでいた間の国際交流と議会の動きを。
まずは、国際交流です。
9月1日から3日の間、アメリカ オハイオ州のSt.Olaf(セント・オラフ)大学の学生16人と教授3人、引率の早稲田大学の学生2人、合計21人が、「日本の農業と食、日本の生活」を研修するために雲南市を訪問しました。
雲南市国際文化交流協会としてはじめて、受入をしました。
ハプニングのスタート。
宍道駅で降りるはずが、出雲市駅まで乗り過ごし。急きょ迎えのバスは出雲市へ移動。
「たんびにきて家(や)」の視察からスタート。
加茂岩倉も少しだけ見学し、日本間での昼食。床の間や畳に感激した様子でした。
午後からは、食の杜 茅葺きの家で研修。
JA雲南高橋専務からは、雲南地区の農業についての説明。「地産都消」、「安心・安全」を中心に話が進みました。
次に、木次給食センター松浦栄養士さんから「地元生産組合」による食材調達を中心に「子どもに安心・安全」の食材を提供している取り組みについてお話しいただきました。
また、夕方は木次乳業 佐藤貞之社長からも「農と食」についてお話しいただきました。
3人の方にご講演いただきましたが、学生たちはとても真剣に話しを聞いていましたし、質問も多く出されました。
「20年後、この地方の農業はどうなっていますか?」などと鋭くもあり厳しい質問も出ました。
夕方からのウェルカムパーティには、土江教育長にもご参加いただきました。
土江教育長の歓迎のあいさつは全て英語。お見事でした。更に中座されるときも流ちょうな英語でした。
このパーティで学生たちといろいろな話しをしました。
中でも一番印象深かったのが、タイ系アメリカ人学生の話です。
「私の両親は、タイに住んでいましたが、ベトナム戦争が激しくなりアメリカに移住した。」とのこと。この学生はアメリカ生まれですが、かなり前に終わったはずのベトナム戦争の影響がこんな所にもあったことに驚きました。
次の日は、三刀屋町神代で農業体験。
早朝の雨のため稲刈りは中止。餅つきと農機具の説明、神代地区の取り組みの説明を受けました。
神代の皆さんの「熱烈歓迎」な対応に、一行は大感激していました。
この異国からやってきた外人さんを見に100歳のおばあさんが登場。アッという間に人気者に。
当然記念撮影は100歳のおばあちゃんを中心にしてパチリ。
お昼ご飯も、神代の皆さん手作りの美味しいものがズラリ。
「また来いよ!」、「は~い」???との会話をしながらお別れしました。
次はホストファミリーとの対面式。
その前に、湯村温泉で汗を流しました。学生たちは温泉が楽しみだったようです。
いよいよホストファミリーとの対面。
午後2時から翌日午前7時までという超短期間のホームステイにもかかわらず、市内各地から10ファミリーがホストを引き受けてくださいました。
一番心配していた点でしたが、皆さんのご協力に感謝、感謝です。
翌朝、7時30分の高速バスで次の目的地 広島に向かいました。
お別れのあいさつのとき、責任者であるクリス先生が「東京だけを見ていたら学生たちは本当の日本を理解することができませんでした。島根(島根では雲南市だけにしかいっていません。)に来て本当の日本を私の生徒たちに見せていただくことができました。」とのあいさつをいただきました。
私にとっては最高の言葉をいただきました。
これも木次 奥井食堂の皆さん、JA雲南高橋専務さん、木次給食センター松浦栄養士さん、木次乳業佐藤社長さん、神代地区の皆さん、そしてホストファミリーの皆さん、更にご協力いただきました多くの方々のお蔭です。
本当にありがとうございました。
ちなみに、この一行は、日本では10日間滞在し(東京→雲南市→広島→京都)、次に中国5週間、ベトナム、タイと研修を重ね来年1月末に帰国する予定だそうです。
5カ月にも及ぶ大研修です。スゴイ。
以下、写真でその様子を。
「観光ではなく、研修を中心に」ということで早速視察。
地産地消の農産物を見学
試食は大人気?
加茂岩倉もちょっとだけ。
先日、移籍の勉強をしたとかで「農と食」とは離れましたがリクエストに応えて。
昼食はおくい食堂で。器用に箸を使うのにはビックリ。
食の杜 茅葺きの家で研修。
JA雲南高橋専務さんの講演。私も前日の打合せでお話しを伺いましたが、雲南地域の多くの方々にも聞いて頂きたい内容でした。
ハリス先生から高橋専務さんにプレゼントされたバッジ。
ハリス先生も地産地消実践者のようです。
松浦栄養士さんの講演。表情豊かにお話し頂きました。
文部科学大臣賞と農林大臣賞を同時受賞したと言ったら、早稲田の学生さんもビックリ。
佐藤貞之社長のお話。「農と食」、「安心・安全」のこだわりが。
そのこだわりの話しに通訳のロジャーも困る場面が。
皆さんとても熱心に聞いていました。質問も次から次へと。
土江教育長の英語で歓迎あいさつ。
神代地区の皆さんにも「熱烈歓迎」していただきました。
初体験の餅つき。
見よう見まねで持ちケーキを作っていきます。
できたての持ちを口に。
春作業から秋作業に至る農機具を持ち出していただき説明を受けました。
神代地区の皆さん総出で作っていただいた料理にみんなも感激。
100歳のおばあちゃんと聞きくとクリス先生は、近寄ってお話しを。
おばあちゃんを中心に全員で記念撮影。
ホストファミリーとの対面式。「よろしくおねがいします。」
ハリス先生のお別れのあいさつ。「島根は本当の日本」の言葉に感激しました。
僅か半日のホームステイでもお別れの光景はいつもと同じ。
別れを惜しんでいました。きっと内容のあるホームステイにだったのでしょう。
ハプニングで始まったこのプログラムもこれで終了しました。
電車の乗り過ごし以外にもう一つハプニングが。
宅配便のボストンバッグが・・・、宛先の住所が島根県庁 宛名は食の杜???
私たちスタッフもボールペンのお土産をいただきました。
訪問国が書かれたTシャツです。
次に議会の動きを。
昨日から9月定例議会が始まりました。一般質問は20人が。
私は9番目ですので2日目、11日の午後の予定です。今回は、財政問題と学校教育について質問します。
今議会では、下水道料金の統一、下水道負担金の改正が出ています。
一般質問でも取り上げる議員がいます。その議論、委員会での議論を聞いてから賛否を判断したいと思います。現時点では、スッキリとはいきません。
また、市長施政方針でも新庁舎に触れられました。何人かの議員が一般質問します。私も少し触れる予定です。
議会は今週いっぱい休会です。来週月曜日から一般質問です。
明日から2日間は、木次町国際交流協会で島根大学に留学中の学生さんとその家族の方との交流事業です。
ネパール、中国、インドネシア、コロンビア4カ国、5家族11人の方が来られます。
木次中学校での交流や高齢者の歌のグループの方との交流を計画しています。
まずは、国際交流です。
9月1日から3日の間、アメリカ オハイオ州のSt.Olaf(セント・オラフ)大学の学生16人と教授3人、引率の早稲田大学の学生2人、合計21人が、「日本の農業と食、日本の生活」を研修するために雲南市を訪問しました。
雲南市国際文化交流協会としてはじめて、受入をしました。
ハプニングのスタート。
宍道駅で降りるはずが、出雲市駅まで乗り過ごし。急きょ迎えのバスは出雲市へ移動。
「たんびにきて家(や)」の視察からスタート。
加茂岩倉も少しだけ見学し、日本間での昼食。床の間や畳に感激した様子でした。
午後からは、食の杜 茅葺きの家で研修。
JA雲南高橋専務からは、雲南地区の農業についての説明。「地産都消」、「安心・安全」を中心に話が進みました。
次に、木次給食センター松浦栄養士さんから「地元生産組合」による食材調達を中心に「子どもに安心・安全」の食材を提供している取り組みについてお話しいただきました。
また、夕方は木次乳業 佐藤貞之社長からも「農と食」についてお話しいただきました。
3人の方にご講演いただきましたが、学生たちはとても真剣に話しを聞いていましたし、質問も多く出されました。
「20年後、この地方の農業はどうなっていますか?」などと鋭くもあり厳しい質問も出ました。
夕方からのウェルカムパーティには、土江教育長にもご参加いただきました。
土江教育長の歓迎のあいさつは全て英語。お見事でした。更に中座されるときも流ちょうな英語でした。
このパーティで学生たちといろいろな話しをしました。
中でも一番印象深かったのが、タイ系アメリカ人学生の話です。
「私の両親は、タイに住んでいましたが、ベトナム戦争が激しくなりアメリカに移住した。」とのこと。この学生はアメリカ生まれですが、かなり前に終わったはずのベトナム戦争の影響がこんな所にもあったことに驚きました。
次の日は、三刀屋町神代で農業体験。
早朝の雨のため稲刈りは中止。餅つきと農機具の説明、神代地区の取り組みの説明を受けました。
神代の皆さんの「熱烈歓迎」な対応に、一行は大感激していました。
この異国からやってきた外人さんを見に100歳のおばあさんが登場。アッという間に人気者に。
当然記念撮影は100歳のおばあちゃんを中心にしてパチリ。
お昼ご飯も、神代の皆さん手作りの美味しいものがズラリ。
「また来いよ!」、「は~い」???との会話をしながらお別れしました。
次はホストファミリーとの対面式。
その前に、湯村温泉で汗を流しました。学生たちは温泉が楽しみだったようです。
いよいよホストファミリーとの対面。
午後2時から翌日午前7時までという超短期間のホームステイにもかかわらず、市内各地から10ファミリーがホストを引き受けてくださいました。
一番心配していた点でしたが、皆さんのご協力に感謝、感謝です。
翌朝、7時30分の高速バスで次の目的地 広島に向かいました。
お別れのあいさつのとき、責任者であるクリス先生が「東京だけを見ていたら学生たちは本当の日本を理解することができませんでした。島根(島根では雲南市だけにしかいっていません。)に来て本当の日本を私の生徒たちに見せていただくことができました。」とのあいさつをいただきました。
私にとっては最高の言葉をいただきました。
これも木次 奥井食堂の皆さん、JA雲南高橋専務さん、木次給食センター松浦栄養士さん、木次乳業佐藤社長さん、神代地区の皆さん、そしてホストファミリーの皆さん、更にご協力いただきました多くの方々のお蔭です。
本当にありがとうございました。
ちなみに、この一行は、日本では10日間滞在し(東京→雲南市→広島→京都)、次に中国5週間、ベトナム、タイと研修を重ね来年1月末に帰国する予定だそうです。
5カ月にも及ぶ大研修です。スゴイ。
以下、写真でその様子を。
「観光ではなく、研修を中心に」ということで早速視察。
地産地消の農産物を見学
試食は大人気?
加茂岩倉もちょっとだけ。
先日、移籍の勉強をしたとかで「農と食」とは離れましたがリクエストに応えて。
昼食はおくい食堂で。器用に箸を使うのにはビックリ。
食の杜 茅葺きの家で研修。
JA雲南高橋専務さんの講演。私も前日の打合せでお話しを伺いましたが、雲南地域の多くの方々にも聞いて頂きたい内容でした。
ハリス先生から高橋専務さんにプレゼントされたバッジ。
ハリス先生も地産地消実践者のようです。
松浦栄養士さんの講演。表情豊かにお話し頂きました。
文部科学大臣賞と農林大臣賞を同時受賞したと言ったら、早稲田の学生さんもビックリ。
佐藤貞之社長のお話。「農と食」、「安心・安全」のこだわりが。
そのこだわりの話しに通訳のロジャーも困る場面が。
皆さんとても熱心に聞いていました。質問も次から次へと。
土江教育長の英語で歓迎あいさつ。
神代地区の皆さんにも「熱烈歓迎」していただきました。
初体験の餅つき。
見よう見まねで持ちケーキを作っていきます。
できたての持ちを口に。
春作業から秋作業に至る農機具を持ち出していただき説明を受けました。
神代地区の皆さん総出で作っていただいた料理にみんなも感激。
100歳のおばあちゃんと聞きくとクリス先生は、近寄ってお話しを。
おばあちゃんを中心に全員で記念撮影。
ホストファミリーとの対面式。「よろしくおねがいします。」
ハリス先生のお別れのあいさつ。「島根は本当の日本」の言葉に感激しました。
僅か半日のホームステイでもお別れの光景はいつもと同じ。
別れを惜しんでいました。きっと内容のあるホームステイにだったのでしょう。
ハプニングで始まったこのプログラムもこれで終了しました。
電車の乗り過ごし以外にもう一つハプニングが。
宅配便のボストンバッグが・・・、宛先の住所が島根県庁 宛名は食の杜???
私たちスタッフもボールペンのお土産をいただきました。
訪問国が書かれたTシャツです。
次に議会の動きを。
昨日から9月定例議会が始まりました。一般質問は20人が。
私は9番目ですので2日目、11日の午後の予定です。今回は、財政問題と学校教育について質問します。
今議会では、下水道料金の統一、下水道負担金の改正が出ています。
一般質問でも取り上げる議員がいます。その議論、委員会での議論を聞いてから賛否を判断したいと思います。現時点では、スッキリとはいきません。
また、市長施政方針でも新庁舎に触れられました。何人かの議員が一般質問します。私も少し触れる予定です。
議会は今週いっぱい休会です。来週月曜日から一般質問です。
明日から2日間は、木次町国際交流協会で島根大学に留学中の学生さんとその家族の方との交流事業です。
ネパール、中国、インドネシア、コロンビア4カ国、5家族11人の方が来られます。
木次中学校での交流や高齢者の歌のグループの方との交流を計画しています。
わたしがヨーロッパでお世話になったときのお返しができればと思い、国際交流活動をしています。
「One for All, All for One」の精神で、「For a better tommorow, For all」でがんばっています。
もちろん山村留学など国内交流も大切だと思います。
21世紀は、「共生の世紀」です。相互を理解し、戦争のない平和な世界を作らなければなりません。