多勢か
一人か
幾人の適当なのを
選ぶのか…
だが
其れは欲も在りでの
ただの触れ合い
あまりにも
其の中に居過ぎたのか…
居心地が良過ぎて
出ようとしない私が居て
適当な事で
紛らわす真意の想い…
交わせば交わす程に
何故か胸が痛む…
全てを捨てるか
全てを否定するか…
何処かで聞いては
何処かで
聞いたフリをする
わかっているハズなのに
忘れたフリをする…
一つの正しさを
見つめる事が出来なくて
多勢の勝手な
言い掛かりに相槌を打ち
其れで良いのだろうか
良いワケがない…
私は私なハズ…
突き放す
蹴落とす
嘲笑う
これは本当に
私なのか…
誰か教えて下さい…
韋弦之佩
(いげん のはい)
自分の性格上の
欠点を戒め
改めようとする