放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

施設の子どもたちと ともに過ごす時間

2018-01-16 18:47:43 | 施設の子どもたち
児童養護施設の子どもたちは
毎日 寒さに負けず
山や公園 神社や
地域の方々との交流など
元気に 過ごしております。



彼ら彼女らとも、本当に よく 山や川など
自然豊かな場所に出掛けます。

特に 何か特別なことするのではなく
一緒に散歩しながら
水溜で凍った氷を触ってみたり
氷を光に照らして 眺めてみたり
吐く息が白くなるのを楽しんだり
崖登り競争したり

とにかく 五感でかんじながら
手や足を使いながら
伸び伸び遊び
ゆっくりすごします。


彼らの 育ってきた過去は過酷です。

生まれてから 施設に来るまで
ほぼ毎日ベッドの上で生活してきた子。

虐待を毎日受け続けていた子。

親の顔すら知らない子。

ずっと街を徘徊していて補導されて
連れて来られた子。

自閉症などを理由に 育児放棄されてきた子。

乳児期に 特定の愛情を肌で感じて
成長していないため、
どうしても、不安度が高く、
少しの事で 動揺したり
泣き叫んだり

時には
大人の愛情を試すような行動にでたり。


相手の気持ちを 傷つけるような
態度や言葉などを
ついつい 使ってしまう彼らですが・・

ダメなものはダメと 気丈に対応しながらも
命に関わるような事以外は
なるべく おおらかに接してあげたいと
思っています。

嫌でも
18歳になれば
施設をでて 自分たちで
独り立ちしていかなければ
ならない 彼らに

雑草のような へこたれない心を育む努力と
「しあわせだなぁ〜」と
共に感じられる時間を
たくさん 持ちたいと 常々考えています。