放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

わんぱく自然探検隊の農園 パート2

2017-05-30 17:04:11 | わんぱく自然探検隊
わんぱく自然探検隊の農作業も
順調に終了し
いよいよ みんなで お昼ご飯です^_^

木陰にレジャーシートを広げて
おむすびを食べよう!と
準備を初めていたら・・

「ママ〜!ママのところに帰る〜!
先生 電話して!」

と Iちゃんが 泣き始めました。


今日は、朝から お母さんと
ずっと一緒に過ごしたいと
考えていた Iちゃん。

途中で、お母さんが帰られたので
悲しくなった様子でした。

いつもは、すんなりお母さんと別れ
わんぱく自然探検隊の活動に参加して
いるIちゃんなのですが・・
確かに 今回は、朝から 少し様子が違いました。

シャツの前後反対に着ていても
「着替えたくない」と いったり

ズボンが濡れてしまったら
いつもなら 「すぐに着替える!」と
言うのに、今回は、何が何でも
「着替えない」と いったり。

何か こだわっている様子でした。

Iちゃんの いつもと違う違和感に
気が付きながらも
すぐに元気に遊びはじめるかな?と
思い、農作業を続けていました。


Iちゃんにとっては、
初めて訪れる場所での農作業。
しかも、お母さんもいない・・

どんどん不安になってきてしまった
Iちゃんは、泣き出してしまいました。

Iちゃんに、「お昼ご飯 今から食べるけど
どこで食べる?」と尋ねると

「ママと食べる!」といいます。

「でも、ママは 今はいないよ。
お迎えの時間になったら来てくれるよ^_^」と
私が言うと

「じゃあ、電話して 迎えに来てもらって!」と
一歩も譲らない Iちゃん。

一瞬 本当に電話して
迎えに来ていただこうかな〜?なんて
思いがよぎりましたが・・(^_^;)

Iちゃんは、何かにこだわっているんだ。
何かな〜?て 振り返り考えると

今回は、朝から集合場所が
いつもの野鳥遊園でなかったことに
気が付きました。

なので、
「じゃあ、野鳥遊園に戻って お昼ご飯食べようか?」
「食べ終わったら、Iちゃんの大好きな 小川で
お水バシャバシャして 遊ぼう!」と
声をかけました。

すると、Iちゃんの表情が パッと明るくなり
「うん。」と返事してくれました。

Iちゃんは、3歳。
秩序をとても大切にする年齢。

もっと 早く 気がついてあげられたら
よかった・・と反省です。



野鳥遊園に 戻ってからは、
元気に おむすびも食べて

大好きな小川でも遊び、
おまけに、小川の清掃も
「キレイにしよう!」と積極的に
活動してくれました。



活動終了時には、
「Iちゃんは、もうお姉ちゃんになったから
泣かないよ!」とまで 話をしてくれました。



わんぱく自然探検隊のみんなが
一歩ずつ、ゆっくりでいいから
色々な事を経験し
乗り越え

自分自身の心で
感じ、学び
自分の言葉で 思いを表現しながら
成長していってくれたら
嬉しいな!

そう感じさせられた
今回のわんぱく自然探検隊でした。