放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

内村航平選手の演技に感動

2016-08-11 17:06:15 | わんぱく自然探検隊
最近は、リオオリンピックのライブ中継を
観ながら朝食をとるのが日課となっている。

しかし、仕事に行かなくてはならないので
最後まで結果を見れないまま
テレビを消すことも多いのだが

今日は、体操男子の個人総合競技の試合を
最後まで観る事ができた。

内村航平選手は、とりわけ有名な選手なのだが
私は
今まで 彼の試合を ゆっくり観たことがなかった。

過去のオリンピックでの金メダリストが
最後の種目を迎える時点で、
第2位という 1位を追う身。

金メダル獲得というプレッシャーと
緊張感漂うなか
彼は、しなやかで誰もが引き込まれるような
美しく 感動的な演技を魅せてくれた。

あの遠心力に逆らわない
身体の動きには、本当に感動してしまう。

他の選手も素晴らしい演技をされているのだが
どこか 力で無理矢理身体を持っていったり

ほんのわずかなのだが、遠心力に逆らってたり
演技の切り替わり時に、違和感を感じたり・・
(スケート選手がトリプルアクセル跳ぶまえに
妙に溜めがあるような あんな・・違和感)

しかし、内村航平選手には、その違和感が
全くない。
風にたなびく葉っぱのように
自然の動きに 背くことなく
同化しているような動きだった。

ここまでくるのに、相当の努力と挑戦
そして、沢山の人に支えられてきたん
だろうなあと つくづく感じました。

彼の金メダルが確定した瞬間
彼の母親がカメラで映し出されたのだが、
声を上げて 喜んだりするのではなく
ただただ 放心状態だった。

ほんのすこしだけ 彼女の気持ちが分かる気がした。

自身のお腹に宿り、生まれきた子。
赤ちゃんの頃から ずっと見守ってきた子。
体操の世界と無関係だった頃から
ずっと 一緒に生活してきたわが子が
世界の大舞台で やり遂げた姿を
目の前にしたら・・・

もう、何も言えないだろう。

内村航平選手の演技と
彼の母親の姿に ただただ感動です。



わが子も いつか 親を超える!
・・・というか、すでに
もう 私を越えた。