2本観たよ。

今日はライフ・オブ・パイと冷たい熱帯魚を観ました～。

ライフ・オブ・パイ
パパとママが先に先週末に観てて、
「思ったよりよかったよー」と言ってたので
さてさて、どんな感じでしょと観たら。

んー私はイマイチかなぁ

宗教色が割と強くてびっくり。
神、神と言いまくってるのによく日本でヒットしたね。
「神様ありがとう」って何度も言ってたし、
「見捨てられたと思った時でさえ神は見ていた！」とか。
まあ最初の45分くらい寝ちゃったから
なんやかんや言うのもナンだけど。

トビウオとイルカ（だったと思う）のシーンだけ、
今まで全画面だったのが
上下に黒い帯が出たり左右に黒い帯が出たりしてたけど
あれはなんだったんだろう・・？

重ねて否定的で申し訳ないけど、テレビで予告やってたときから
津波を彷彿とさせるから私はずっと嫌だったの。
もちろん予告がそれだから本編では人やら物やら流されるし、
ほぼずーーーっと海の上だから揺れてる映像だし。
「超つまんなかった」とは言わないけど面白かったとは言えないなー

で、あげくラストは「どちらの話を信じますか？」ってorz
虎と漂流した話か、人と一緒に漂流した話か。

鉛筆がどんどん短くなっていったり髪の毛が伸びていったり
食料の問題だったり、サバイバル感もなくはない。

好き嫌いが分かれる作品かなって思いました。

冷たい熱帯魚
ずっとずっと観たかったの
いろんな賞を取ったでんでんさんのお芝居が
一体どれだすごいのかと思って観たら、
「え？吹越さんの方が凄くね？」っていうのがまず感想。

でんでんさんもそりゃすごいけど、
吹越さんだってすごかったよ（‘ jjj ’)/

これこそまさに嫌いな人、っていうか
エロい・グロい・バイオレンス・血糊ハンパねぇ！から、
苦手な人はもうほんとに「ひー！無理ー！！」だと思います。R-18だし。

これを劇場の大画面で観るのはさすがにためらわれるかも。

すべての元をたどると娘の万引きが発端なわけで、
非行に走るということは親の愛情が足りてないわけで。
「人生ってのは痛いんだよ」というこの台詞ひとことが
作品を通じて監督の言いたいすべてなのかなと思うと、
おいおい、こんなことでしか示せないのかよお父さんって感じ。

園作品は、染ちゃんのヒミズとエスパー、
それから由里子ちゃんのデビュー作・紀子の食卓しか観たことないけど、
妙に引き込まれて、観る度に好きになります。

今年は9月の「地獄でなぜ悪い」が楽しみ＾－＾