人生においての三つの命とは、「三命」の事を言い表しています。
宿命とは、過去世から繋がっている、この世に生れたきた人が誕生時から宿っている命、
運命とは、現世を生きる人を運び、人と関わり、縁によって大きく変わっていく可能性がある命、
使命とは、未来に向かって人が現世で挑戦する事に使用される命、 であり「三命」です。
自然と流れ着く先でもあり、自分のあるべき姿、場所、立場を示しています。
この三つの命に気付くと、天から与えられる天命が自ずと近づいてきます。
天命に生きる人は、とても幸せな人なのです。
この世の生きる殆どの人達は、今生きることに必死で、夢を持って生きるとか?ハッキリとした将来の
ビジョンでさえ、解り得る事がなかなかできません。
先々に起こる様々な現象や災難が予知できれば、人は、失敗したとか?後悔するとか?怯える事とか?
の不安感は無くなり、心がけや心の準備が前もって出来る事となります。
これから先に起きる、時間とシュチュエ―ションに対して、対処や配慮するべき事が事前に知っていれば
自分の言動や行動がコントロールすることができ、困難を避けられ、不慮の事故や災害、病気や怪我でさえ
その時期を予知できれば、事前に自分の身を前もって保全することができ、不運な事が無い素晴らしい人生
を歩んでいく事ができるのですが、その日暮らしで、時間が過ぎていくだけという方を多いでしょう。
先の事を解る人は誰もいない。のが世間では現実的な事でしょう。
自分の事より、他人の事を思いやり、その行為を積み重ねていくうちに、他の人達や他の存在に自分が、
生かされているという事がわかってくるかと思います。
それが、陽徳でなく、陰徳(目に見える形の陽徳でなく、陰ながら支える、手助けする、縁の下の力持ちの様)を
積んでこそ、それが、天界への神仏からのお誘い、浄化されていく精錬した魂になっていく第一歩だと思います。
人間は、永遠に時間を掴む事は出来ないのですから。