福島正伸の「夢しか実現しない」

一人でも多くの方に、夢と勇気と笑顔を与えたい

やる気になる泥

2007年01月13日 | Weblog
 昨日は、私の地元、墨田区に全国から地域の活性化で活躍している行政の方々が、140人ほど集まって新年会が開催されました。
岩手県花巻市の佐藤利雄さんから声をかけていただき、弊社スタッフ三人で伺いました。

 会場では、地域活性化の第一人者である一橋大学の関先生と、久々にお会いしてとても感動しました。関先生なくしては、私の地域支援活動もなかったはずですから。

 また、その時、岡山県津山市の沼さんとも、久々の再会をしました。まったく予期していなかったことだったので、その場で気を失って倒れてしまいました。

 以前、沼さんの地域に尽くす真剣な姿に感動して、津山市の企業の方々向けに講演を行ったことがありました。
 昨日も沼さんは、地元の企業のトップの方々を連れてきていました。会場の後ろにコーナーを作って、そこに企業の商品を並べ、そこで営業活動をしていたのです。驚くべきことに、その説明は企業のトップよりもわかりやすいのです!沼さんが話をはじめると、それに合わせて企業の方々は、商品を見せ、パンフレットを配ります。

 行政が企業の営業活動を手伝うということで、地域活性化の見本となったのが先の花巻市の佐藤利雄さんですが、津山市の沼さんも、まさにそれを実践しているのです。
 挙句の果てには、商品を持って会場中で、宣伝活動をしています。
その真剣さには、本当に圧倒されました!

 その沼さんが、そこで私に紹介してくださったのが、泥の商品でした。
「これでペットの毛を洗うと、匂いがなくなるだけではなく、つやつやするんですよ。きっと皮膚病にも効くはずです。まだ、証明はできていなんですが・・・でも、すごい商品になるはずです。津山市に、この泥がたくさんあるんです。昔はこの泥が厄介なものでしたが、何とか役に立てることはできないかと考えて、この商品をつくったんです」
 “泥”を手に持って、興奮しながら話してくださいました!

 困った泥が、地域の未来を創造する“泥”になるかもしれない・・・

 その時、私は思いました。
 ・・・無駄かどうかは、自分が勝手に決めていることなんだよなぁ
 ・・・役に立たないのは、役に立てようとしなかっただけなんだよなぁ
 たとえ泥だって、考えれば、きっと役に立つことがあるんだよなぁ

 そう考えて、泥を見ていたら、やる気になってきました!


 私は今、名古屋に向かい新幹線の中で書いています。
 これから、愛と感動のレストラン「カシータ」の高橋オーナーと、感動の伝道師・角田さんと三人で講演会を行います。
 今日は、私が皆さんに、やる気を与えられるようにがんばってきます!

福島正伸
コメント (6)
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