歩行者のそばを通る時は、歩行者との間に間隔をあけることができる・・・合宿二種免許学科試験問題N431解説

合宿二種免許学科試験問題N431解説
問題　N431

歩行者のそばを通る時は、歩行者との間に間隔をあけることができる場合でも、徐行しなければならない。　　

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【解説】　「合宿免許スーパー　by海野」

歩行者との間に安全な間隔をあけることができる場合は、そのまま通過できます。

【道路交通法第１８条の２】
２ 　車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。

$$$ 独り言　$$$$$

「安全な間隔」とは、
　では、安全な間隔とは、具体的にどれくらいの間隔を安全というのでしょうか。
道路交通法では特に明示はされていませんが、間隔が広ければ広いほど安全であることは確かです。
しかし、道幅には限りがありますから、大半の道路では、いくらでも広い間隔はとれないのが現状でしょう。
　間隔を決める要素として、歩行者や自転車が車を認識しているかどうかで違ってきます。
認識しているかどうかは、お互いが対面している場合は、見えています。
同一方向に進行している場合は、歩行者や自転車は後ろから車が近付いていることが分かりません。
したがって、歩行者や自転車と対面している場合には、歩行者や自転車が多少ふらついても接触しないですむよう、最低１メートルの間隔をとる必要があるでしょう。
また、歩行者や自転車の背面から接近する場合には、歩行者や自転車は自車の接近に気づいていないこともありますから、対面の場合よりも広い間隔をとり、最低でも１．５メートルは確保するのが望ましいでしょう。もちろん、対面の場合も背面の場合も、これが安全な間隔とはいえませんから、側方を通過するときには十分にスピードを落とし徐行して進行するようにします。
　



合宿免許スーパー　二種　N431

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