以前結構話題になっていた『電車男』を今日観に行った。それは、典型的なオタク青年が、Webの掲示板のアドバイスを200%頼りに身分不相応の才色兼備の女性と付合い始めるまでの物語。その過程での彼の並々ならぬ努力はとっても切なくて痛々しい。そんな純粋な彼の良さに気付いた彼女は『あなたにはいつも小さな贈り物をもらっている』と言う。彼は、大抵の大人が持っている邪悪な心を微塵も感じさせない素敵な人柄で、そんな彼の魅力を引き出した彼女の優しさもやっぱり素敵だと思った。『僕は今まで、いつも下を向き、時間があれば一人でぶらぶらし、会話はパソコンを通してして、それでもいいと思っていた。でも2人でいると楽しいって初めて思った。ずっと一緒に居よう!(と言う様な趣旨の事=記憶あいまいです)』と泣きながら必死に告白する彼の言葉に会場中が涙していた。そして最後に掲示板にアドバイスしていた人々も個々に問題を抱えて生きていて、彼の成功に励まされて自分達も力づけられていく。彼を励ましているようで、実は彼に励まされていた。
今までオタクを暗くて自分の殻にこもった特殊な人種だと思っていた。ごめんなさい。しかし、彼らは実は優しくて、自分も他人も傷付ける事が怖い純粋な人々で、高い壁に閉ざされた一般人の世界に敢えて入り込んで来ようとせず、自分を取り巻く環境の中で一人(?)静かに楽しく生きているだけなんだな~って。そんな生き方もすっごくアリだな~って思った。来週からテレビでもドラマ版が始まるらしい。なんだか早く見た~い。
今までオタクを暗くて自分の殻にこもった特殊な人種だと思っていた。ごめんなさい。しかし、彼らは実は優しくて、自分も他人も傷付ける事が怖い純粋な人々で、高い壁に閉ざされた一般人の世界に敢えて入り込んで来ようとせず、自分を取り巻く環境の中で一人(?)静かに楽しく生きているだけなんだな~って。そんな生き方もすっごくアリだな~って思った。来週からテレビでもドラマ版が始まるらしい。なんだか早く見た~い。