終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ミミズ

2011-06-11 22:05:41 | 環境
雨音に怯えて、遅く目ざめた。

公園のラジオ体操には、もう間に合わない。

でも行ってみる。

傘が要るかどうか、でも持って行ってよかった。

遊歩道の緩やかな坂を、ミミズが急ぐ。

“し”になったり“つ”になったり、いっときも留まらない。

土作りに役立てるには、太過ぎて、具合がよくない。

細いイトミミズが蠢く土が、好い土。

バラ作りに熱中していた頃、教わったささやかなことども、が、

まだ生きているらしい。

30分も歩いたら、激しい降りになって、

傘などあらばこそ、ベルボトムのジャージーは大量の水を含み、

重いこと重いこと。

玄関を入ったら、おっちゃんが、「シャワーしたら」とお奨め。

全身着替えて、さっぱりと朝食の膳につく。

なんだか久しぶりに好い日になりそうで。

雨音はいよよ激しく、ガルバリウム鋼板の屋根を叩く。



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