シャリンバイは、土手の足下に植えられている。
数日前の午後9時頃、家の前で、乗用車の単独事故があって、
照明灯に激突、シャリンバイの植え込みをなぎ倒した。
幸いにもドライバーは怪我ひとつなく、
鈍い大きな音に屋外へ飛び出した、家人の目撃談。
エアバッグの中から現れ、ドアから出てきた、という。
数ヶ月前もそうだった。
あのときも、シャリンバイをなぎ倒し、ドライバーは無事だった。
それは何よりのこと、ながら、
なぎ倒し、引き抜かれたシャリンバイの始末をつけなくては。
とりあえず、最大の寸胴鍋にて、鋳物コンロを用いて熱煎しておこう。
シャリンバイの染めは、冬から春、
さはさりながら、臨時のシャリンバイ染め、
明日は木綿糸を染めてみようか。