終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

宴のあと

2015-04-06 21:18:38 | 歳時記

春に三日の晴れ間なし。

さはさりながら、

もう一夜、花を愛でる暇しあらば・・・。

容赦ない雨が、潔く花を終わらせてしまった。

せめて花吹雪の残骸なりと、レンズを向けてみる。

木から外された花弁は、すっかり血の気を失って、

華やぎの片鱗もうかがえない。

ことしのサクラは美しかった。

朝日の逆光がもたらす、複数の桜色は、

輸入物のリバティプリントの、あのタナローンの軽やかな繊細さ。

嗚呼もはや、散った花には振り向くまい。

 

 

 

 



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