朝の散歩中、遊歩道から西北の土手を見下ろした。
おっ、スミレ?!
年中コケで覆われた、湿潤な斜面。
滑りそうなので、恐々、樫の木を伝いながら、近づく。
スミレではない、ムスカリやん。
どなたかが、決して足場の良くないなか、愛をこめて仕掛けられた、に違いない。
紫色の群生(成育中)は、しっとりと分厚い苔を突き破って、
起ち上がっている。
樫の木の葉っぱや、落ちたどんぐりに見守られて、
いつかブルーの絨毯を敷き詰めてくれるだろう。
散歩道に、目を離せないポイントが、また増えた。
西北向きの斜面なので、撮影は夕方に限るかも。