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2011年12月07日 00時43分57秒 | CINEMA
月に囚われた男」で高い評価を受けた
ダンカン・ジョーンズの最新作「ミッション:8ミニッツ」。
出演にはジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ。


男は列車の中にいた。
向かいには見ず知らずの女性、鏡を見ると自分とは別人の姿が。
事態を把握する間もなくに衝撃が襲い、列車は爆発する。
男が目覚めると箱の中だった。
彼は連続爆破テロを防ぐ為に開発された「ソースコード」
を使って事故を追体験していたのだ。
しかし体験出来る時間はわずか8分間。
彼は犯人を突き止めるために再び最後の8分間に向かっていく。

限られた8分間を何度も経験する事で真相に迫っていくというシナリオは
ミステリーとして良く出来ています。多分にゲーム的でもありますが。
当初は爆破した犯人は誰なのかという事が一番の目的なのですが、
物語中盤からは主人公自らの正体も大きな謎となって観客を惑わせていきます。

この映画のキャッチコピーは「このラスト、映画通ほどダマされる。」とありますが、
ダマされた!!というよりも感心の方が先に来るのが正直なトコロ。
所謂タイムパラドックスの問題なのでかなりSF設定を分かってる人じゃないと
逆に感心もしないんじゃないかな(笑)。

しかし、設定といい脚本といい今年のハリウッド作品では出色の出来。
ダンカン・ジョーンズ監督も閉ざされた舞台を描くのが上手いので
予算的な面でもこれからハリウッドで重宝されそうですね。



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1 コメント

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日本インターネット映画大賞募集中 (日本インターネット映画大賞)
2011-12-26 22:29:35
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