ミイラ取りがミイラに

あの人気シリーズ「ターミネーター」の最新作「ターミネーター4」。
主人公ジョン・コナーにクリスチャン・ベール、
監督は「チャーリーズ・エンジェル」のマックG。



※今回の前売特典はキーチェーン。


審判の日から遂にマシーンと人間の戦いが始まった。
時は過ぎ、ジョン・コナーはレジスタンスの中心人物に。
彼は父親カイル・リースを探す途中で謎の男マーカス・ライトと出会う。

シリーズでは初めて審判の日後の世界を描いた本作です。
わかっていた事ですが、
ひたすら荒廃した土地での戦いを延々見せられるので、正直派手さはない。

爆撃機を持ってたりとレジスタンスの兵装が
思った以上に充実していたのが意外でした。
1作目の地下組織風を想像していたので。

ジョンの未来の父となるカイル・リース役はアントン・イェルチン。
彼は「スター・トレック」でチェコフ役で場をさらってましたね。
意外と芸達者だな。
あとプライス・ダラス・ハワードって誰かと思ったら、
「ヴィレッジ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」の彼女だったんですね!!
ポッチャリしたな・・・。
彼女がロン・ハワードの娘と知って二度ビックリ。

スカイネット中枢部にあまりに簡単に辿り着け過ぎだったり、
メインキャラが二人いたりと焦点がボケてしまった感が強い。

知事もCGながら友情出演。
ちょっとでいいから喋って欲しかったな。

全米興行収入も1億ドルは超えたものの、
既に失敗作の烙印を押されてしまいました。
次作は3はおろか4も無かった事になりそう・・・。