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怒髪天ホテル

2006年10月18日 19時21分53秒 | CINEMA
今回は「ホテル・ルワンダ」です。
公開時は連日満席状態で二の足を踏んでましたが
DVDがリリースされ、やっと観る事ができました。

で、感想。
う~ん、重い。
ただ水をさすのもなんですが
期待以上ではありませんでした。

勿論起きた出来事は衝撃的なのですが
作品としてはもっと完成度を高められたのでは。
あまりに皆さん激賞してるので
期待し過ぎたのが良くなかったのかな。

それ以前にNHKで観たドキュメンタリーがあまりに衝撃的すぎた。
ひとつは、身内を殺して服役後出てきた
フツ族の若者を描いたもの。
もうひとつは元PKO本部司令官
(劇中のニック・ノルティの役どころ)を追ったもの。

ただ、ここで起きた事を知らない方は是非観て下さい。
西欧人支配の影響が生んだ悲劇。
虐殺していたのは普通の一般人、
しかも顔見知りの隣人をある日突然ナタで切り付ける。
一種の集団催眠状態。明らかに異常なシチュエーション。

主人公が司令官によって
白人との越えがたい壁を理解するシーンは、
今も第三世界が欧米優位主義の中にいる事を
まざまざと見せつけられます。

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