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NOと言える猿人

2011年12月01日 00時26分25秒 | CINEMA
オリジナルから43年もの歳月を経て遂に物語の起源が描かれる。
という事で「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」。
監督は新鋭ルパート・ワイアット、
出演にはジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス、ジョン・リスゴー、フリーダ・ピント。


製薬会社で新薬開発のために働いていたウィル。
彼はアルツハイマー治療薬を開発していく中で
被験体のチンパンジーの知能が著しく発達した事を発見する。
そのチンパンジーは突如凶暴化して殺されるのだが、
後に生んだ子猿を守ろうとしていた事が分かる。

物語はその後ウィルに引き取られた子猿シーザーが
いかに人類に反旗を翻すのかを丁寧に描いていきます。

成長したシーザーはウィルの父親を守ろうとして
隣人に危害を与えてしまい施設に収容される事に。
そこで飼育係の執拗なイジメ(差別)に遭って
人間に対して袂を分かつ事を決意する。

人種差別をバックボーンに書かれたこの物語は
徹頭徹尾、猿の側に感情移入されるよう作られています。
シーザーの繊細な感情表現は
その道の第一人者であるアンディ・サーキスあってのもの。
監督のルパート・ワイアットは本作が監督2作目ながら
堂々たる演出ぶりです。

結局は全ての原因はウィルにあるんだよね。
あそこからどのくらいの期間で征服されるに至ったのか、
続編も是非観たい。



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