宇宙のめいぐると

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やっぱり一筋縄にはいかんね

2006年05月22日 00時37分20秒 | CINEMA
死について考えさせられる。
フランソワ・オゾン監督の最新作「ぼくを葬る」です。

自分の死期が近い事を知った主人公が
残りの時間をいかに過ごすか、といったあらすじ。

静かな映画でした。
海に始まり海に終わる。
途中で主人公が少年の頃の自分に何回も出会います。

やっぱり死ぬ間際には今までの出来事が
フラッシュバックするんでしょうか。

父が癌で亡くなってて、死に関してはすごく考える。
自分がこの立場だったらゴールに向かって
どう折り合いをつけるのだろうか。
自分でコントロール出来る立場でいたい。
主人公ロマンのように無に還る瞬間は平穏に逝きたいものです。

ラスト、クレジットが流れる間に聞こえる波の音が
何とも言えない余韻を残します。

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