宇宙のめいぐると

PEACE,LOVE & UNDERSTANDING!!
MUSIC,CINEMA & FOOTBALL!!

暗い月曜日

2008年05月07日 00時07分22秒 | CINEMA
嗚呼、4月は結局のところ3日しか更新出来ませんでした・・・。
今作も鑑賞したのは4月あたまの事なので既にうろ覚え気味・・・。
てな訳で今回は「コントロール」。
監督はフォトグラファーで数々のMVを手掛けたアントン・コービン。
個人的にはデヴィッド・シルヴィアンの「Red Guiter」や
デペッシュ・モードの一連の作品が印象深い。
MVの頃からモノクロ映像の使い方が上手です。


ジョイ・ディビジョンのフロントマン、
イアン・カーティスが苦悩の末自らの命を絶つまでの物語。
原作は彼の妻デボラによる伝記。

バンドがビッグになっていくにつれて
イアンのてんかんの発作も酷くなり、
加えて愛人の存在が夫婦生活をおかしくさせていく。

イアンはあまり多くを語らないタイプだったようなので
彼自身の苦悩の深刻さがちょっと伝わりづらかったかな。
私だけかも知れませんが。
結局はイアンの浮気が原因ジャン!!
と受け取ってしまわれかねません。
逆に感情を全て歌詞に吐露する事でバランスを取っていたのかも。
その歌詞は絶望的なまでに美しく、破滅的。

演奏シーンは実際に役者陣がそのまま演奏してるらしいですね。
バンド自体演奏スキルの高いバンドでは
無かったので逆にリアルです。

やはり妻デボラ役のサマンサ・モートンが良かった。
初演技でイアン役に挑戦したサム・ライリーも存在感抜群でした。

間もなくジョイ・ディビジョンのドキュメンタリー
公開されるので合わせて是非!!
そして残されたバーナード・サムナー、ピーター・フック、
スティーブン・モリスの3人はその後ニュー・オーダーを結成、
現在に至る。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Good Music, Good Life | トップ | そのうちシェーッとかしたりして »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自己崩壊 (風来のシュガーポン)
2008-05-10 23:18:18
あのまま職安で働いていれば幸せな人生だったかもしれませんね

職安で映画館のホットドッグ屋を紹介される男

紹介中に発作で倒れ、後に死んでしまった女の子

ある意味、彼も2人と同じ種類の人間だったんでしょうか‥

未だに
そればかり考えています。
返信する
Re:風来のシュガーポンさん (めいぐると)
2008-05-11 01:18:33
コメントどもです。

う~ん、どうなんでしょう・・・。

結局はいつか発作は起きただろうし、
恐らく創作活動は彼の生きる理由でもあったはず。

そう考えると結末は遅かれ早かれ不可避だったのでしょうか?
返信する

コメントを投稿

CINEMA」カテゴリの最新記事