宇宙のめいぐると

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カラ元気一杯

2010年01月22日 01時19分00秒 | CINEMA
監督水田伸生、脚本に宮藤官九郎、そして主演は阿部サダヲという
「舞妓Haaan!!!」トリオによる新作「なくもんか」。


主人公祐太は幼い内に両親が離婚。
母親側には弟を残し父親に引き取られたのまではいいが、
その父親にも捨てられ居候先のハムカツ屋の主人に育てられる。
店の跡取りとなった祐太は、遂に生き別れた弟を見つけるのだが・・・。


クドカンは下町人情物語をやりたかったんでしょうね。
ただちょっととっちらかった印象は否めません。
連ドラなら様々なエピソードを回収出来たんでしょうが、
いかんせん時間がなさ過ぎた。

祐太のストレス発散の方法が唐突過ぎるし、
テーマが兄弟愛なのか親子愛なのか夫婦愛なのか分かりづらい。
しかも後半の沖縄のシークエンスは正直蛇足。

つまるところ、
主人公が巻き込まれる側だったのが原因のような気がします。
巻き込む側だったら、常に主人公を中心に
話が進むので芯の通った作品になったのでは。



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