日本のプログレバンド、四人囃子のライブアルバム。
本作は1973年8月21日六本木俳優座でのデビュー前ライブを収録した内容となっています。
かの名盤『一触即発』が1974年のリリースなので、このアルバムはそれより以前の録音となっています。スタジオ録音とはまた違った良さがあり、臨場感のあるダイナミックなサウンドに仕上がっています。
全体的にスタジオ録音Ver.より演奏時間が長く、迫力があり高揚感を感じることのできる素晴らしい演奏となっています。特に『おまつり』、『空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ』、『一触即発』の3曲は必聴。
『空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ』はシングルVer.だと4分程度の曲ですが、このライブVer.は8分にも渡る演奏になっており、眼前にUFO(空飛ぶ円盤)が実際に現れてくるかのよう。
四人囃子の魅力はサイケな雰囲気を纏っているところにあり、演奏技術や楽曲の構成も見事ながらグルーヴ感を感じられるところにあると思います。プログレ好きなら必聴のアルバムとなっており、ぜひ聴いて欲しい作品の一つです。
【トラックリスト】
1. おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)
2. 中村君の作った曲
3. 泳ぐなネッシー
4. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
5. 一触即発
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
聴いてほしいとは思いますね。
現在発売されているバージョンは、以前は無かった
「泳ぐなネッシー」もボーナストラックに入り、
曲順も直され、音質も良くなりましたので
こちらを買うのがいいかと。
内容も、まだ完成の域ではないものの、
演奏は優れているなと。
コメントありがとうございます。
当初は定番の『一触即発』を記事にしようと思っていたのですが、sasaki45さんがこのライブアルバムを取り上げていたので、じゃあ私もこのアルバムを記事にしてやろうと思い、今回記事にしました。
演奏はやや荒々しく洗練されていない部分もありますが、これはこれでサイケな雰囲気を纏っていてGoodです。
アルコールとの相性抜群でトリップしてしまいそう。GWなどの長期休暇に最高ですね。