【音楽アルバム紹介】Meat Puppets II (1984) - Meat Puppets

アメリカのロックバンド、ミート・パペッツの2ndアルバム。

ミート・パペッツはカウパンク(Cowpunk)と呼ばれるカントリーとパンクを混ぜた独特のサウンドをとるバンド。

1stアルバム『Meat Puppets』では意味不明なボーカルの騒々しいハードコアパンクであったが、本作はよりディープで芸術性が強まった作風となっています。

トラック1の『Split Myself in Two』やトラック3の『Lost』などがカウパンクと呼べるサウンドになっていますが、アングラ要素が強くどこか狂気的。

『Plateau』と『Oh,Me』という楽曲はサイケ色の強いフォークロックであり、ニルヴァーナのアルバム『MTV Unplugged in New York』でカバーされています。

総評としてアンダーグラウンド要素の強い独創的なサウンドで、ミート・パペッツの名をロック史に刻んだ傑作と言えます。

【トラックリスト】

1. Split Myself in Two

2. Magic Toy Missing

3. Lost

4. Plateau

5. Aurora Borealis

6. We're Here

7. Climbing

8. New Gods

9. Oh, Me

10. Lake of Fire

11. I'm a Mindless Idiot

12. The Whistling Song

Plateau

プラトーとは高原や台地といった意味。

【歌詞】

壮大で歴史のある高原が多くの人物の手に渡ってきた

見知らぬ人の手に渡り、よく知る人物の手に渡ったこともある

聖霊とトークショーの司会者は砂漠に植えられた

小さな丘を美しくして、多くの人と握手をするために

頂上にはバケツとモップ以外何もない

そして鳥の絵本も

頂上からいろんな物が見えるけど、怖がらないで

言葉を受け取ったとき、行動する必要がある人は誰か

モップがけを終えたら、作業を止めて

自分がやったことを見るんだ

高原は汚れも見当たらないほどきれいだ

そして、その作業は楽しかった

頂上にはバケツとモップ以外何もない

そして鳥の絵本も

頂上からいろんな物が見えるけど、怖がらないで

言葉を受け取ったとき、行動する必要がある人は誰か

さて、次の高原を探すため、多くの人物が周りを調べ始めた

グリーンランドにあるという人もいれば、メキシコだと言う人もいる

彼らが立つ場所以外にはどこにもないと決めた人もいる

しかし、それらはただの推測であり、推測できたとしても助けにはならない