ブラジルのジャズミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンの5thアルバム。
ボサノヴァを代表する作品であり、最高のヒーリングミュージックアルバムです。
ジョビンの控えめなピアノとギター、そしてアービー・グリーン等のメンバーのトロンボーンやフルートのバランスがよく大変聴きやすい作品です。
また、クリード・テイラーのプロデュースとクラウス・オガーマンの優れた編曲により後世まで語り継がれる傑作となりました。
ジャズの名盤として身構えて聴くと、逆に拍子抜けしてしまう場合があるらしいので、あくまで最高のBGMとして聴いていただけると幸いです。
【トラックリスト】
1.Wave
2.The Red Blouse
3.Look to the Sky
4.Batidinha
5.Triste
6.Mojave
7.Diálogo
8.Lamento
9.Antigua
10.Captain Bacardi
Wave
フランク・シナトラなど多くのミュージシャンにカバーされる人気の高い曲です。
【余談】
本来このアルバムは赤いキリンのジャケットが正規なのですが、印刷ミスにより緑のキリンのジャケットが生まれました。
しかし、時代が進み緑のキリンのジャケットが一般的になり「Wave」といえばこのジャケットとという方も多いと思います(私もその一人)。