メガネやベースはスローグラス日和

のんびり行きましょう!

手作りメガネを作ってみる(15)

2007-11-29 18:13:09 | 手作りメガネ

いよいよ今回で完成です。

Dscn0245 バフという磨く道具を使って磨きます。

創業以来使っているこのバフは五十年以上の年季物です。

モーターに円盤状の布が取り付けてあり、固い粘土のような磨き粉をつけて磨きます。

右側の茶色い方は粗くて、左側の白い方で仕上げです。

事前のペーパーでの磨きがよくできてないと、あまり光沢が出ません。

バフをかけるときは、かなりホコリだらけになるので、外で作業します。

細かい所の修正はまだ必要ですが、組み立てて完成です。

今回はレトロな格好いいメガネが仕上がりました。

Dscn0246 一度作るとやみつきになります。次回はシャープなデザインにしてみようかな。

みなさんも一緒にいかがですか?

手作りメガネのことは木村メガネのHPで見られます。


手作りメガネを作ってみる(14)

2007-11-18 18:33:44 | 手作りメガネ

Dscn0193 テンプルが仕上がりました。

次に、フロントと合わせます。丁番の先が長くなっているので、金ノコで切って、フロント側とヤスリで合わせて行きます。

手作りメガネの制作のなかで一番慎重に作業しなければならないところです。

角度を決めて、思い切って切ります。

やはり切っただけでは合わないので、ヤスリで少しずつ慎重に合わせていきます。

ここまでくるとかなり形が出来上がります。

あともう少しです。

次は、バフを使って磨きます。

手作りメガネのことは木村メガネのHPで見られます。

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手作りメガネを作ってみる(13)

2007-11-12 11:17:36 | 手作りメガネ

右のテンプルを仕上げてみました。

角を丸くしてだいぶスリムになりました。

難しいのは反対側です。なかなか対称に同じになりません。

削りすぎたら反対も削って形を合わせるため、だんだん細くなってしまいます。

左右非対称のデザインも面白いかもしれません。

それに、実際にメガネを掛けるときは、左右一緒に見えませんから、あまり細かいところは気にしないようにします。

ちょっとズルですかねぇ。

とにかくもう一本も仕上げます。

手作りメガネのことは木村メガネのHPで見られます。

Dscn0159


手作りメガネを作ってみる(12)

2007-11-11 15:08:36 | 手作りメガネ

テンプルには材料に直接、型を描きます。

右と左がありますので、反対にならないように注意します。

芯打ちといって丁番が付いた芯が差し込んであります。

フロントと同様に、切りすぎると失敗してしまいます。

慎重になるべく余裕をもって切り抜きますが、今回は余裕を取りすぎました。

芯の位置も同じに、左右対称になるようにヤスリで削ります。

まだ予定よりだいぶ太いので、角を丸くしながら細くしていきます。

耳に掛かる部分を曲げるのは最後に組み立ててからです。

手作りメガネのことは木村メガネのHPで見られます。

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手作りメガネを作ってみる(11)

2007-11-10 17:18:35 | 手作りメガネ

丁番を埋め込みます。

丁番とはフロントとテンプルをつなぐ、ちょうつがいです。

道具を使って金具に加熱しながら埋め込みます。

あまり加熱しすぎると、プラスチックが燃えてしまいます。

角度を慎重に調節しながら作業します。

これでフロントは最終磨きと微調整以外は完成です。

次にテンプルを作ります。

手作りメガネのことは木村メガネのHPで見られます。

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