テンプルの製作に入ります
テンプルの生地には「角打ち」と言って芯金が入れてあります
その芯がずれないように生地に直接型を描きます
かなり大ざっぱですが削りながらフロントと形を合わせます
糸ノコで切ったところですが、さらに大ざっぱです
ヤスリで形を整えましたが、まだまだ大ざっぱです
ここで「合口」と言ってフロントとテンプルの合わせ目をそろえます
初めは全然合っていません
難しい工程です
テンプルを取り付ける丁番を埋め込みます
テンプルは角度を付けて取り付けるので、丁番に角度が付いています
やり直しができないので、慎重に位置を決めます
下穴を開けておきます
この機械で熱を加えて埋め込みます
角度が付いているのがよくわかります
とても神経を使います
厚みが一定だとボテッとしているので裏側を削ります
なめらかなカーブに削ります
向かって左側を削ったところです
びみょうにアールが付いています
ブリッジの裏も削ります
だいぶスッキリしました
表面がなめらかになったらカーブを付けます
カーブが付いた二枚の金属に挟みます
まだ平らです
電熱器で温めてよくやわらかくします
焦げないように注意します
中心がずれないようにはさんだら万力でおさえます
キレイにカーブが付きました
メガネっぽくなります
レンズの部分が仕上がったら外形です
この辺から見た目の進みが遅くなります
ヤスリで形を整えていきます
レンズが四角いので、まわりも角張らせます
形ができたら紙ヤスリで削った跡や傷を滑らかにします
あわてずていねいに紙ヤスリがけをします