どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2626

2020-03-16 20:09:39 | 時間の無駄
厚労省謹製のクラスターマップに、私は戦慄した。まさかのパワポ一枚絵である。Excel方眼紙を始めとしてこちらの予想を常に悪い方に裏切り続けてきた官公庁であるが、これが作られた事よりも、止める人も居ない儘全世界に公開されてしまった事の方が重大かも知れない。Google Map上で住所をプロットすれば済む話なのに、どうしてこうなったのか。GAFAに膝を屈するのを潔しとしないのならゼンリンの助力を仰ぐ選択も有っただろうし、徹底するならパワポじゃなくて一太郎を使うべきである(そう云う問題じゃない)。今後情報が更新される度に、この一枚絵を手動で直す国家公務員が存在すると云う現状に涙も出てこないのであるが、嘆いていても始まるまい。腐っても官公庁発表である。このpdfファイルからデータを抜いて利活用するサイトを有志が立ち上げGitHubで公開する、民間の草の根ムーブメントに期待するのである。自ら率先してやるのは面倒なので、期待するだけなのである。

どうでもいい四百字 2625

2020-03-15 19:36:16 | 時間の無駄
もう少しマシな対策にして欲しい。今般の経済環境の激変を受け、必要な対策を躊躇なく断行するらしいが、官製ポイント20%還元だけは止めとけと言いたい。マイナポイントの上乗せも然りである。ポイント愛好家の端くれとして断腸の思いで提言するが、子育て世代の預金口座に現金を突っ込む方が、遥かに助かるに違いない。その儘貯蓄されてしまうと経済対策にならないと思っているかも知れないが、下手な一石二鳥を狙わない方が、今回ばかりは良さそうに思える。収入が途絶えれば借金に頼らざるを得ない人は多い。街金及びメガバンクが暴利を貪り始める前に、先手を打って欲しいのである。国税庁締め上げて納税者名簿を吐き出させれば、スクリーニングはExcelでも出来るだろう。元来マイナンバーはそう云う用途(税と社会保障の一体化)じゃなかったかと云う話は、今は問わない。何処かの国の大言壮語を真似る暇があったら、とっとと躊躇なく断行しやがれなのである。

どうでもいい四百字 2624

2020-03-14 19:08:33 | 時間の無駄
米国の国家非常事態宣言は、余りにも遅すぎた。少なくとも大統領就任の翌日には出すべきだったと思っている。挽回の余地が有るかどうかは知らないが、奮闘努力を期待している。世界の大消費地である米国の実需が落ち込めば、日本経済も相応の被害を受けると覚悟しておく必要があろう。輸出が減ると云う直接的なダメージも有るが、現地法人や投資先が破綻の嵐に襲われ兼ねない状況の方が深刻かも知れない。2019年度の日本の輸出額は76.6兆円であるが、貿易収支で見ると3兆円の赤字である。それに対し対外金融債権から得られる第一次所得収支は21.5兆円の黒字である。既にこの国はモノ作って売るよりも利子や配当で儲ける産業構造に変わっているのであり、それ故に一番怖いのが債務不履行と云う事になる。軍事力で借金を踏み倒しそうな所が一番怖い、と言い換えても良いかも知れない。そんな非常事態を迎えずに済む陰の奮闘努力を、政財界の偉い人に期待するのである。

どうでもいい四百字 2623

2020-03-13 20:36:46 | 時間の無駄
レンタル二郎食べる人。何を言っているのか分からない方の為に補足すると、レンタル何もしない人の派生サービスである。交通費さえ出せば、何処の二郎ラーメンでもエスコートしてくれるらしい。しかも自分が食べる分は自腹である。ビジネスとしては成立しないだろうが、店の独特の雰囲気に怖気づいていた人には好評の様である。何でもカネで済ませる風潮に眉を顰める方も居るだろうが、人との付き合いには細心の注意を求められる昨今である。それに気疲れする位なら、少々費用が掛かっても後腐れが無い方がマシと考える人が増えても不思議ではあるまい。恐らくレンタルしている人も、何の打算も下心も無い「他人とのゆるいつながり」を求めているのだろう、と勝手に思っている。柳の下の泥鰌を狙うとすれば「レンタルアキバを案内する人」になるのだろうが、私の手には負い兼ねる所も多々あるので、人間関係のボランティアを務めるには修行が足りないのである。

どうでもいい四百字 2622

2020-03-12 20:02:55 | 時間の無駄
その不惜身命の行動力は心から敬服する。大会組織委員の一人が延期を私的意見として述べたとの報道を受け、病院を飛び出し記者会見を行い「方向性を変える事は全く考えていない」と断言した。その形相たるや鬼気迫るものがあるが、これで内密にプランBを用意してなかったら精神論でB-29は退治出来ると鼓舞していた頃から、日本人は余り変わっていないと云う事になろう。本人は当たって砕けて我が生涯に一片の悔いなしかも知れないが、外国人がその赤誠に心打たれる事を前提としない方が良いと思う。会長と云う立場から弱気な発言は決して出来ないのは理解するが、水面下の交渉で落し所をキッチリ見据えた上でなければ、多方面に迷惑を掛けるだけである。ただマラソン会場変更の円滑さから推し量るに、代替案の策定は隠密裏に進めていると期待している。しかし私の目が節穴である可能性は我ながら否定出来ず、何より日本的精神論には心を動かされがちなのである。