どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2623

レンタル二郎食べる人。何を言っているのか分からない方の為に補足すると、レンタル何もしない人の派生サービスである。交通費さえ出せば、何処の二郎ラーメンでもエスコートしてくれるらしい。しかも自分が食べる分は自腹である。ビジネスとしては成立しないだろうが、店の独特の雰囲気に怖気づいていた人には好評の様である。何でもカネで済ませる風潮に眉を顰める方も居るだろうが、人との付き合いには細心の注意を求められる昨今である。それに気疲れする位なら、少々費用が掛かっても後腐れが無い方がマシと考える人が増えても不思議ではあるまい。恐らくレンタルしている人も、何の打算も下心も無い「他人とのゆるいつながり」を求めているのだろう、と勝手に思っている。柳の下の泥鰌を狙うとすれば「レンタルアキバを案内する人」になるのだろうが、私の手には負い兼ねる所も多々あるので、人間関係のボランティアを務めるには修行が足りないのである。

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