どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2492

ただの陰謀論者の集まりではなさそうである。私の大好きな米国の地球平面協会であるが、キリスト教的世界観から地球は平らだと信じる人ばかりでは無い様である。或る地球平面論者は「私が話している事を信じるのではなく、自分で事実を調べて欲しい」と述べており、これは十分に科学的で健全な思考である。だったら東西に100km離れた場所に同じ長さの棒を立て、その影の長さから太陽までの距離を計算し、その結果に疑問を抱いて欲しい。ただ1m位の棒だと測定誤差の範囲の違いだから「実験の結果、やっぱり地球は平らだった」と云う持論を補強するだけかも知れない。人間の感覚で測るには地球は大き過ぎるのであり、こう云う誤解が生じるのも仕方ない。私達の常識にも、後世から見れば馬鹿馬鹿しいのが幾つか有る筈である。自身のドグマに不都合な話には耳を貸さないのも一つの人生であるが、8割納得して2割疑ると云う塩梅が21世紀の落し所の様に思えるのである。

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