どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3598

リモートワークが縮小傾向である。コロナ禍は衰えを見せず、感染者数だけ見れば多分増加する一方なのだが、そう云う状況が日常になったのも一因だろう。医療崩壊のリスクが高まればその限りでは無いのだろうが、経済活動正常化の方が大事だと考える人が多い様にも感じる。ジョブ型雇用が原則の米国でも似た様な状況であり、リモートでも仕事は出来るけど同じオフィスに居ないと情報の取りこぼしが発生しがちで非効率と云うデメリットも意識され始めたのかも知れない。チーム作業の切り分けが曖昧な職場も多いだろうし、労働人口の半分がサービス業に従事している事も勘案すると、ある程度の揺り戻しは仕方ない。しかし折角整えた設備を使わないのも勿体ないし、福利厚生としてのコスパも良い。帰属意識を高める為に顔を合わせる機会は増やす必要が有るが、リモートの長所を活かさない手は無い。職場でしか出来ない仕事の棚卸しに取り組む好機とも思うのである。

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