信頼性が求められる以上、仕方ない面も有る。PCR検査に用いる検体を採取するのは「医行為」に当たり、医師や看護師、臨床検査技師が行わないと医師法違反となる様である。検査数を増やせとヤイヤイ外野が騒いでも、そう云う人達が急に増える訳でもない。特例で歯科医師も研修を受ければ出来る様になったらしいが、自分の医院での採取は認められておらず、地元のPCRセンターに限定されるそうである。唾液での採取だったら歯医者で十分じゃないかなと思うし、自分の検体位は自分で採取出来る様な研修を義務付けても、怒る人は少ないと思う。濃厚接触者の追跡は増える一方で、資格を有する保健所職員は限られるのであれば、検査体制は遠からず破綻する。素人にはとても任せられない、「医行為」の一線は越えられないと頑張るのであれば、PCR検体採取士とかの資格をでっち上げてはどうか。東京都感染防止徹底宣言ステッカー程度の信頼性は、担保可能だと思うのである。
