どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2513

米国ではよくあることなのだろうか。アマゾンが米政府を相手取り、国防総省のクラウド事業をマイクロソフトに選定したのはおかしい、と提訴したとの事である。1兆円規模の大規模案件だから失注したら腹が立つのも分かるが、だからって発注者を訴えるメンタリティは、私には良く理解出来ない。一応受理された様だから米国の司法制度そのものが分からないと言った方が正しいのかも知れないが、何事もそうやってオープンに殴り合うのが流儀だと言われたら、そんなもんかなと納得しそうになる。一つ言える事は、GAFAの力なくしてはペンタゴンも財政的に厳しい状況にあると云う事であり、国家防衛に関わる事案なのだから予算は付け放題、と云う軍事的古き良き時代は過ぎ去ったと云う事である。国の威信も費用対効果次第と云うのは何とも味気ないのだが、物理的な武器が旧時代の遺物と化しつつある時代に生きていると云う実感を覚えるエピソードには違いないのである。

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