今日も元気に何をしたいのか分からないさいたまである。JTBと組んでメタバース「GAIA TOWN」上に「さいたまルーム」を開設するそうである。全世界にさいたまの素晴らしさを発信すると云う暴挙かと思ったのだが、マイナカード相談窓口とかコロナワクチン情報とか思いっ切り地元向けだったので安堵している。一応観光情報やPRのルームも有る様だが、具体的内容は一切不明である。コンテンツに共通するのは「メタバースである意味が皆無」と云う点で、その意味では一本筋は通っていると思う。そもそもメタバースじゃなきゃダメなアクティビティとは何かと云う根源的な答えが見つかっておらず、流行りみたいだからまずは乗ってみると云う軽佻浮薄な行動原理もあながち間違いとも言えない。さいたまルームのお陰で市民の暮らしが良くなる事は無いだろうし、税金の使い道としての妥当性を問い質したい気持ちも有るが、元気に出来るうちにやっておくのも一つの手なのである。
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