どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4065

快挙ではある。米インテュイティブ・マシーンズが民間企業としては初の月面着陸を成功させた。我が国のSLIMの逆立ちの記憶も新しいが、これは国の事業であり学術調査である事が建前である。営利を目的とした企業が月に到達する事の意義を今一つ理解していない。男のロマンである可能性も有るが、それでオマンマが食える程ヨノナカ甘くはないだろう。高度な技術のデモンストレーションであり国から宇宙探査事業の委託を受けると云うのが現実的な目標に思えるのだが、人工衛星ならともかく、地球圏を離れるロケットをボコボコ打ち上げる計画が有るとも思えない。人類の宇宙進出の足掛かりとしてラグランジュポイントに何か建造すると云う話は聞くが、物資を定期的に送らねばならないISSでも予算的に厳しいのが現状だろう。採算の見込める具体的案件は恐らく無いのだろうが、男のロマンに出資する人がそれなりに居ると云うのも、決して悪い話では無いと思うのである。

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