楽天モバイルが通信障害のお詫びを発表した。知らない間に復旧していたのでどうでもいい事だが、先日の株主総会で「大きな障害を回避する様に設計されている」と大見得を切っていたので少々バツが悪いだろう。数時間の不通は日常茶飯事で障害に当たらない、と傷口を広げない事を祈っているし、ましてや繋がらないのはプラチナバンドが割り当てられないからだと、総務省に責任転嫁しない事もついでに祈っておく。私も「5Gになればなんとかなるんじゃねーの」と激甘な見通しを立てていた一人でありお恥ずかしい限りであるが、どんな素晴らしいシステムでも適切に運用されてナンボである。第一線の経験値の差はそう簡単に埋められるものでもないので、そこら辺はじっくり育成して欲しい。ドッグイヤーを駆け抜けてきた華々しい経歴からすればまどろっこしいとは思うが、社会のインフラは面倒臭い手続きの退屈な積み重ねで支えられているとご理解頂きたいのである。
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