何事にせよ、トップを目指すのは良い事である。餃子の購入額で、宮崎市が宇都宮市・浜松市を抑えてトップになったそうである。2020年に協議会を設立し販促活動に励んでいたそうで、関係者の喜びも一入であろう。その根拠としているのは総務省の家計調査である。2人以上世帯当たりの生餃子・焼き餃子の持ち帰り購入額のみがカウント対象となる。私の様な独り者が王将や日高屋でダブル餃子定食をモリモリ食っても味の素の冷凍餃子をガンガン焼いても対象とはならない。そう云う意味で歪んだ統計である事は以前から指摘されていたし、関係者各位もそこら辺は分かった上で競争を煽っていると推測している。少なくとも毎年こうやって新聞記事になるのである。宣伝広告費としてコスパは悪くないだろう。健全なライバル関係を育んで頂きたいと思うし、何より餃子は美味しい。ランキングとは無関係に、これからも飯のお供にビールのアテに、愛し続けたいと思うのである。
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