どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4064

妄想が膨らむ話題である。故アントニオ猪木氏の肖像権等を管理する団体が、「猪木ロイド(仮)」の制作に着手すると発表した。現時点で具体的な内容は固まっていない様だが、来年の令和大阪万博をお披露目の舞台としたいそうである。AI技術を活用するそうだが、ディスプレイに映った猪木氏が「元気ですか!」と喋るだけでは実に勿体ない。忠実に再現した等身大のロボットにビンタ機能を搭載するぐらいはやって欲しい。出来れば並行して「馬場ロイド」も制作し、プロレスファンの果たし得ぬ夢だった「猪木vs.馬場戦」の実現まで漕ぎ着けてもらいたいが、流石に無理だろう。故人の人格をAIで表現する事には賛否両論が有るし、当の本人が生前に許諾の意思を示すと云う権利上の問題も解決しているとは言い難いのが現状である。しかし著名人であればいずれは向き合わねばならない事だと思うし、何より猪木氏のビンタを食らいたい人は少なからず居る様に思うのである。

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