どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3553

苦手な人には朗報だろうが期待は出来まい。ご家庭の闇を這い回る憎いあんちくしょうをロックオンし、レーザーで焼き殺すデバイスが開発されたそうである。AIの深層学習によって標的を識別し、逃げ回っても的確に追従してとどめを刺すスグレモノである。しかもラズパイ上で動作するので極めて安上がりな上に、ソースコードはGitHubで公開されている。ただしそんな物騒なシロモノをご家庭に置くことはお勧めできないし、何より後始末は自分でやらねばならないので、実用化のメリットが有るかは微妙な所である。とは言え色々と応用が利きそうなシステムである。レーザーの出力を絞れば、ネコの良い遊び相手になってくれるだろう。奴の抹殺はネコに任せれば良い(それはそれで飼い主には最悪の展開だろうが)。薬剤に頼らない害虫駆除と云う新たなビジネスチャンスに繋がる可能性も秘めているのであり、近い将来ご家庭の闇を這い回る何かが増えるかも知れないのである。

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